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学校の勉強ができない理由ってなんだろう?パート3(パート3まであります)

数十年に渡って

学校の勉強が

できない子どもたちを見てきました。


ようやくここで

その理由が

可視化できるようになった感じです。


なんで勉強ができる子と

できない子がいると思いますか?

同じ授業を聴いているのに

問題が解ける子と

解けない子の差は激しいですよね。


前回のパート2では

勉強ができない理由は

モチベーションにあると述べました。


好きで、できる。

人の役に立つで、褒められる。


できないと言われている子どもは

これらが限りなくゼロだと

話しました。


そこで、今日は

できるようにするために

教える側が何をすればいいかについて

考えてみます。


外発的動機の

人の役に立つことを実感してもらうこと。

他者がコントロールできて

最大の効果を発揮するのが

役立ち感です。


褒めるというのはですね

結局、本気で褒められないんですよ

人は。

30点を褒めるのって

やっぱり難しいでしょ。

嘘ホメは見抜かれますよ。

悪化します。

心の底から細かく褒めるのは

なかなか厳しいでしょう。


じゃあ、どうするか?

「できない子どもから

大人が教えてもらう」

「できない子どもが

年下の子を教える」

「できない子どもが

同級生を教える」


教えることによる

役立ち感を持たせると言うことです。

これはですね

役立ち感だけではなくて

アウトプットしますから

頭の中が整理されてくるのですよ。

整理されるとですね

自分が分からなかったところと

分かるところの仕分けを勝手に

脳がしてくれるようになります。


だれかの役に自分が立っている。

しかも学校の勉強で。

これはモチベーションの

エネルギーとしては絶大だと

思いませんか?


定期的に教えている子どもは

確実に

勉強ができるようになっていきます。

相手が理解することを

実感できるだけで

褒め言葉は、いりません。

自分の力が

相手に良い影響を及ぼしたと

実感できるからです。


これは、学校の先生ではできません。

学校の先生ができることは

年下や同級生に教えるよう

指示をだすこと。


親御さんなら

自分自身が子どもから

教わることです。

妹や弟を教えるのは

リスクがあります。

感情的になってしまう可能性が

高いですからね。


親御さんは

バカな振りをする必要は

ありません。

じっくりと子どもの説明を聞いてあげる。

そして

説明がよくわからないところは

聞き返してみる。


絶対に解き方を

自分で言ってはだめです。

あくまでもアウトプットは子どもです。

言われたとおりにやってできたら

教えている子どもは、大喜びします。


内発的動機の弱い子は

外発的動機、とくに役立ち感を

揺さぶる必要があると思いませんか?

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