学校の勉強ができない理由ってなんだろう?パート2(パート3まであります)
数十年に渡って
学校の勉強が
できない子どもたちを見てきました。
ようやくここで
その理由が
可視化できるようになった感じです。
なんで勉強ができる子と
できない子がいると思いますか?
同じ授業を聴いているのに
問題が解ける子と
解けない子の差は激しいですよね。
前回のパート1では
この質問自体が愚問である
と述べましたが
そうは言っても、現実に
できないと言われている子どもは
存在しています。
そこで、今日は
できない理由について考えてみます。
モチベーションが
かなり関係しています。
以前の記事で
モチベーションの話をしたと
思います。
まず、内発的動機の
好きなこと、できること。
勉強ができない子は
この内発的動機が
限りなくゼロです。
動機がなければ
勉強しませんよね。
だから、できるわけがありません。
よく、やる気スイッチはどこにある?
と言われますが
やる気スイッチを内発的動機と
捉えれば、そもそも好きだったり
できることだったり
しないといけないわけです。
勉強に
興味・関心を持たせるというやり方は
問題解決性は、確かにありますが
実現可能性はゼロに等しいです。
「好き」や「できる」というのは
ちょっとしたタイミングや何かの
ズレで生じます。
たとえば
漫画を使ったり
動画を使ったり
面白おかしく授業をしたり
先生自体に魅力を与えたり。
これが効く場合もありますが
得てして
子どもたちが見るポイントは
教える側が見てほしいポイントと
ずれているものです。
漫画いいな
動画のあそこが面白いな
先生の話のここが面白いな
先生いつも面白いな
ということを考えています。
そうすると
教えている側が最も伝えたいことを
子供が自分自身で
どこかのタイミングで
ダイレクトに面白いなと
思わない限り
内発的動機は生まれません。
この興味・関心に焦点を絞りすぎて
他者が介在して対応しても
効果がでてきません。
私も、ここに焦点を絞りすぎて
子どもたちに対応してきましたから。
次に
外発的動機です。
人の役に立つこと
人から褒められることですね。
100点満点のテストで
30点取りました。
褒められますかね。
「お前、30点も取ったのか!すごいな。
この問題どうやって解いたんだ」
「お前、30点しか取れなかったのか!
あとの70点がどうして間違ったのか、
復習しておきなさい」
ほとんど後者を言われると思います。
私も言ってきましたから。
また、勉強ができることで
直接人の役に立つことは
ないでしょう。
役に立っていても
本人が実感しているかというと
眉唾です。
こんな感じで
学校の勉強ができない子は
内発的動機も外発的動機も
ほぼゼロなんです。
これでは
勉強ができるようになる
わけがないと思いませんか?
では
いったいどうしたら
勉強ができるようになるのでしょうか?
それは、パート3で。
外発的動機の
人の役に立つがカギになります。
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