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友人がうどん屋さんの店員さんに恋した話



こんにちは!夢きちレポートの夢きちです(*^^*)
今回は、友人がチェーン店のうどん屋さんで働く女性に恋をした話をさせてください!




橋本君
友人(当時)25歳・電機メーカー勤務
国立大学工学部卒・予備校も高額部






友人から連絡を貰ったのは秋の装いから冬になる頃、山頂は薄く白い化粧をしていて、日差しは気持ちがいい日だったのをよく覚えている。

橋本君「〇〇!橋本だけど、今日空いてる?」

私「先に要件を言えよ」

橋本君「今日遊びに行こうぜ!行ってくれたら、かわいい女の子紹介したるよ!」

私「今予定空いたわ 行こう」



私は薄情な男である。
高校時代からの付き合いの橋本君、私は彼と居るとペースを崩される。



寝間着のジャージのまま歯を磨き、服を着替え車に乗り待ち合わせ場所の水戸駅についた。


今日は水戸駅にねばーる君が居るな。
納豆苦手だから近づかないようにしよう。

橋本君「おまた〜」

私「はよ女をくれ」

橋本君「早すぎるだろっ!w会ったらまず挨拶せいよww」

私「コップンカー」

橋本君「それ、ありがとうだから!それと俺はタイ人じゃないわ!もういいから行くべ!」



コイツうるさい。


私の車に乗り込む橋本君。
車を買い替えてから始めての橋本君。

橋本君「ハリアーめっちゃいいやん!シートに指紋つけとこーww」

私「…。」

ハリアー「…。」




走り出して20分、コンビニに寄ることにした。

橋本君がトイレに行っている間に、前回橋本君が熱弁していたコンビニのコーヒーを買っておいた。

戻ってきた橋本君

橋本君「おまた〜!」

私「あ、ほいコレ」

橋本君「あ、まじ!!ありがとう!買っといてくれたん?」

私「うん。前回橋本が熱弁してたから、めっちゃ好きなんだと思って。」





この後、かわいい女の子紹介してもらえる訳だ。

それを思えば、橋本ストレスを差し引いてもお釣りが来る。

こんなの安い出費だ。





橋本君「あー。あれね!うん、旬が過ぎたって言うか、今は普通!」

私「?!」

なんと、この男…もうコンビニコーヒー飽きたのか?!




お釣りは来なかった。



コーヒーを飲みながら雑談をしていると、次第に恋愛話になっていった。


私「橋本、今彼女いんの?」

橋本君「おう!いるよ!マンネリであんま会ってないけどなw」

私「そうなん?」

橋本君「そうそう!てか、もう1年くらいしてないよwてか、好きな人って言うか、気になる人いてさ!」

私「え、浮気じゃん。どこのどいつ?」

橋本君「〇〇製麺の店員さん」

私「まじ?」

橋本君「うん、まじ。その子にこれから会いに行きたいんだけど、昼飯がてら見に行かない?」

私「昼飯代は?」

橋本君「出すよ!俺が出すから!」

私「ちょうど俺、うどん食べたい口だったんだよ〜」



ちょろいな「俺」




橋本君「ああ!あの〇〇製麺!」

私「え、ここ?」

橋本君「そだけど、反応悪いなお前wどしたんよw」

私「あ、俺の元カノここで働いてる」

橋本君「え、」



胸騒ぎがした。



中に入って注文し、足早に座席についた橋本と私。


橋本君「あ!あの子だよ、あの子!」



橋本が指を指した方向を見る。


私「…。」







そうだ。
皆さんの想像通りだ。





橋本は【熟女】が好きだったのだった。



橋本君「あの人狙ってんだけど、お前の元カノだった?」

私「ちがうわっ!!!!!!」




やっぱりお釣りは帰ってこなかった。

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