目標に向かって一直線に進んできたことが自信に
弓削高校を進学先に選んだ理由は何ですか？
私は因島に住んでいるので地元である因島の高校と迷いましたが、弓削高校は少人数の学校だから勉強で分からないところをしっかり教えてもらえそうだと思って、「弓削高校、良いかも」と思い始めました。また、中学校の先生や親から、弓削高校は学校の中に塾があるという情報を教えてもらったのも理由の一つです。
校則の中に「アルバイト禁止」というのもあるので、学校の雰囲気として勉強をしっかり頑張れそうだなとも思いました。
実際に進学してみて、どう感じましたか？
実は、私は中学校までは全然勉強してこなかったんです…。定期テストも10点台とか平気で取っていて。このままじゃマズイなという思いもあったので、「高校に入ったら絶対に勉強を頑張ろう！」という気持ちがありました。
弓削高校は、授業で分からないところがあっても、休み時間や放課後に先生に質問しに行くと、絶対に分かるまで教えてくれて、しかも、生徒一人一人に合った教え方をしてくれたんです。個別に親身になって向き合ってくれたから、私も勉強を頑張ろうという気持ちになれました。
弓削高校の受験の日は、因島から来ているのもあって教室の空気感が怖くて「絶対なじめない！」と思っていたけど、一緒に学校生活を過ごすうちに面白い友だちにも出会えて、結果的には仲良くなれたので良かったです。
弓削高校・上島町・ゆめしま未来塾で過ごした３年間は木村さんにとってどんな時間になりましたか？
一言で言うと、成長できました。勉強に対するモチベーションが上がったし、中学生のときに比べると「勉強が面白いかも！？」と思う瞬間が増えました。塾でその日の授業で分からなかったところをすぐに解決したり、先生に自分から質問していけるようになったりして、前向きに勉強に向き合えるようになりましたね。
あと、中学校時代の同級生が少ない弓削高校を選んだことで、自分から交友関係を築けるようにもなったと思います。
弓削高校で出会った友だちからは、入学当初と比べて私はすごく変わった、明るくなったと言われます（笑）。自分でも、殻を破って“本当の自分”を出すことができるようになったと思います。
一番頑張ったことは何ですか？そこからどんな学び・気づきがありましたか？
定期テストの勉強です。勉強はやればやっただけ順位や平均点に結果が出るので、「私ってやればできるじゃん！」と思い、嬉しかったです。
順位や平均点が上がると、「これを落としたくない！」「もっと上を目指したい！」と思うので、さらに頑張れました。
特に数学に対する苦手意識が減って、数学って面白いな、と思えるようになりました。
近くで一緒に頑張る仲間がいたことも力になった。
進路についてはいつ頃からどのように考えはじめ、どう決めましたか？
看護師になりたいというのは小学校3年生の頃から考えていました。
母が看護師だったのと、私自身が当時小児科の看護師さんに手厚く看護してもらった経験があって、自分も将来その人みたいな看護師になりたいなと思ったのがきっかけです。
志望校は、インターネットで「看護学校ランキング」などを見ながら決めました。
気になった学校には2年生のときからオープンキャンパスに行っていました。2年生のうちに受験する志望校を決めました。
弓削高校やゆめしま未来塾からの進路サポートでよかったことは何ですか？
私の受験校は学科試験もあったので、特にしっかり点を取らなければいけない数学の学習に、塾で力を入れて指導してもらったことが良かったです。ちゃんと理解できるまで根気強く教えてもらえたので、自信につながりました。
それと、実は私は第一志望の学校には不合格になってしまったのですが、次に受験する学校を決めるときには担任の相原先生に親身になって相談に乗っていただいて、志望校の選択肢を広げてくださったのがとても助かりました。
大学ではどんなことに挑戦してみたいですか？
大学では引き続き勉強も頑張りますが、大きい町に行くし、また新しい交友関係もできると思うので、プライベートも充実させたいですね。
いろいろな資格が取れる大学なので、目標である看護師資格だけでなく、養護教諭資格の取得にも挑戦したいと思っています。
最後に、今、高校進学について悩んでいる中学生のみなさんへ、木村さんからのエールをお願いします！
「高校」って漠然と先生が厳しいイメージがあったけど、弓削高校に来てみたらそんなことはありませんでした。先生と生徒の距離が近く、みんな面白い人ばかりでした。
高校生になるからといってあまり難しく考えず、「高校は楽しい場所」だと思ってほしいです。頭を固くせずに、ワクワクを大切にして、弓削高校に入学してきてくださいね！
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