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天使さん達ありがとう!

前回までは、
私達の両肩には天使がいるんだよ。
そして、その天使達は私達の行いを記録していて、
その記録方法というのが、ものすごく私達に有利になっているんだよって
事を書いてみました。

こんにちは、ファーティマ松本です。

私は、この両肩の天使の話を、今までいろいろな所でたくさん書いてきました。
もう本当に、読者の方々の「またかよ」という声が聞こえる位、、、、書いてきました。

例えば、こことか。
『神様に一番近い人の頭の中身』

または、こことか。
「イスラム的現世の歩き方」

そして、もちろんこのブログの中でも、結構昔に書いた事があります。

しかしながら、正直な所、私はこの両肩の天使の存在を
毎日の生活の中で、あまり気にしたことがないんです。
(うわー言っちゃった!)
(スゴイ、正直者!)
いやー、ホント情けない話でございます。
ダメですよねー。

しかし、しかし、
今回の天使さん達のお話は、チト違いますよ。
結構毎日の生活に直結しているので、「気にしな~い」なーんてことは言えません。
どんな風に直結しているかって?

では早速、
両肩にいてくれる天使さん達ではない
別の天使さん達に注目していきましょう。

優しい神様は、私達が生まれると同時に、両肩の記録係の天使だけでなく、
私達の前後にも天使を遣わしてくれているそうです。
その前後にいる天使達は、まさしくボディーガードの役割を担ってくれています。

『各人には、前からも後ろからも、次から次に(天使)がついていて、
 アッラーの御命令により監視している。』 
(クルアーン13.11)

「あの時、ちょっとの差で助かった」という経験はありませんか。
または、もう少しで大惨事になっていたかもと、ひやっとした経験はないでしょうか。

私は結構色々ありまして、後々考えてみたらゾーッとしたということはよくあります。

その一つに、
うちの子供が小さかった頃、階段から後ろ向きで落ちそうになったことがありました。
絨毯が敷いてあったり、木でできているような階段ではなく、
コンクリートでできている、いかにも痛そうな階段でした。
アッと思った時、私は何もしてあがられなかったのですが、不思議と子供の動きが止まり落ちずに済んだのです。

もう20年近く経った今でも、その時の情景が目の奥に焼き付いています。
あれは絶対に天使が後ろから押さえてくれていたんだと、私は確信しています。

他にも、ネット上で見かける交通事故の動画に、かなりインパクトのある物がありますよね。
車が歩道に入ってきて転倒してしまったにも関わらず、近くにいた人はスレスレながらもぶつからずに無事だったとか。
このようなことは、天使が私達の目に見えないところで頑張ってくれているおかげだと思うんです。

ではここで、
天使さん達が、どうしてもあなたの事を援助せずにはいられなくなる方法
と言うのをご紹介しようと思います。
嘘のような本当の方法です。
やり方は、とても簡単ですので試してみてください。

まず、
学校や、会社、またはちょっと近くのスーパーに行く時、つまり、
家を一歩出る前に、こう言うのです。

「ビッスミラー(神の御名において)
 タワッカルトアラアッラー(私はアッラーに頼りきります。)
 ワラー、ハウラ ワラークーワタ
 イッラービッラー(アッラー以外にどんな威力も力もない。)」

すると、天使達は、こう応答してくれるそうです。
「アッラーの御名において、
 あなたは導かれ、守られ、庇護された。」

そして、家に着くまで、天使達がちゃんと側にいてくれるそうです。
もう、怖いものなしって感じですよね。

案の定、悪魔はこう囁くそうです。
「あーあ、こいつには今日は何も出来ねえなあ。」

そりゃそうですよね。
なんと言ったって、導かれて、守られて、庇護されちゃっているんですからね。
悪魔だって、何もできませんよ。

目に見えない天使達を意識しながら生活していくことは、ちょっと難易度が高いことではありますが、
私たちの日常は、天使達の頑張りの上で成り立っているということに、
たまには感謝をするのもよろしいかと思います。
そして何よりも、そのような天使を私達に遣わしてくださる神様に、
感謝を忘れないようにしたいものです。

ただ、天使は常に一生懸命に私達を守ってくれているわけですが、
神様が書かれた運命が実行される時には、その手を控えるそうです。
例えば、その日その時間、転ぶと運命づけられている人に対して、
天使はいつものようには守ってくれません。
神様が決められた事には、忠実なのです。

『だが、アッラーが(一度)人々に災難を下そうとお望みになれば、
 それは決して避けることはできない。
 彼らには、かれのほかに守護者はないのである。』(13、11)

天使達は言われたことを忠実にこなしているわけですが、彼らに感情がないかと言えばそれは間違いで、
ちゃんと喜怒哀楽といった感情を持ち合わせているようです 。

その証拠に、こんなお話があります。
お話といっても、逸話や作り話ではなく、本当のお話です。

神様が、人間の中の誰かを好きになると、
大天使ジブリールに、そのことを伝えるそうです。
「私は、誰々が好きである。」と。

そうして神様は、ジブリールにもその人物を好きになるようにと、
おっしゃるそうです。
ジブリールは、神様に好きになれと言われたわけですから、
もちろん、その人物の事を大好きになります。
そして、
「神様が誰々を好んでいらっしゃるぞ。」と、ほかの天使達にも伝えます。
それを聞いた他の天使達もまた、その人物を好きになるそうです。

んー、
神様に好かれて、天使達全員にも好かれるなんて、スゴ過ぎ!
いいですねえ。
でも、ここで終わりではないんです。
面白いことに、
天使達が誰かを好きになった後は、地上にいる人間達も、その人物を好きになるそうです。
おー、これは最強ですね。

しかし、
地上においては、全ての人に好かれるということは、
ちょっと無理そうです。
そりゃあ、全ての人に好かれるのが至極無理なのは、もう皆さん知っていますよね。

天使達は善良な人間を好みます。
でも、善良な人間を好まない人間、というのはどうしてもいますからね。
神様と全ての天使に好かれるような人が、邪悪を愛する人に好かれるわけがありません。

天使というのは、完璧にピュアな存在であります。
神様を賛美、崇拝することを何よりも好みます。
そして、神様を崇拝する人間の事も大好きなのです。
彼らは、いつも空を舞いながら、神様を賛美している人間を探しているそうです。
そしてそのような人間を見つけた場合には、ほかの天使達を呼び集めます。
「おーい、こっちにいたぞう。」みたいに。
そして、その人物のために、神様からの祝福と許しを祈ってくれるそうです。

有難いですよね。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!

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『神様に一番近い人の頭の中身』

レビューが、少しづつ増えてきています。
レビューを書いてくださった方々、本当にありがとうございました。

どんなレビューがあるのか少し紹介!
「会話形式なので分かりやすい」
「イスラム教徒が何を考えるのか分かるようになるので、
 イスラム教徒と交流がある人におすすめ。」
そして、究極
「涙が出た。」
私も、このレビューを見て、涙が出ましたよ!(涙、涙)

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