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仕事終わりの合コン事情 8軒目 男だらけのSE 

合コンといえば高頻度で
出会う職業の一つがSEではないだろうか?
SE=システムエンジニアだが、
SEは圧倒的に男が多い。
つまりは、出会いが少ない。
そのこともあり、合コンでは高頻度で出会う。

合コンのセッティングは
MRの女友達がしてくれた。
彼女の大学時代の友達の友達といった
ほどよく遠いSE達だ。

合コンの人数は5対5、
SEは職場で出会いが少ないため、
人数もそろいやすい。

合コンはおしゃれすぎるわけでもない、
シンプルな居酒屋で行われた。
女の子は大学や高校時代のOLや薬剤師の友達。

SEとの合コンはいたってシンプル。
凄い癖があるわけでも、
人を見下すわけでもなく、淡々と進んでいく。
不快な思いをすることもない。
システムエンジニアはアプリやITに強いのでその話を聞いたり・・・・

いたってシンプル。

シンプルイズザベスト。

つまり、
普通に結婚して家庭を築きたい場合、カップルが成立しやすいかと思う。
システムエンジニアの収入は低いわけでもない。
これからはネットの世の中、
独立などを考えたら、一攫千金もありえるのだろう。

その合コンで、外見がタイプな男が一人いた。
塩顔で、話している感じもいたって普通。

しかし、当時、
医者狙いだった私は、特に彼にアプローチすることもなければ、
されることもなかった。

そもそも、
1回の合コンで連絡をするぐらい気に入るって
簡単な事ではないことに気付く。

仮に彼と、
仕事かなんかで偶然にでも数回会う事があれば
何か変わっていたりするのだろうか?

そんな彼と、
帰る電車の線が一緒だったため、
駅まで一緒に帰った。
顔はタイプだったため、無駄に緊張した。
そして、彼は私と反対方向の電車に乗った。

彼の住まいは六本木だった。

すごい、六本木で一人暮らしなんて。
恐るべしシステムエンジニア。

そして、バイバイを告げ
そこから彼と連絡を取る事も
会う事もなかった。

強烈に思い出に残らない合コンこそ
良い出会いだったりするのだろうか?

きっと彼は、私の事をもう
覚えてはいないだろう?



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