現実は仮想空間だと感じた体験


朝、起きて目を開けた瞬間、
視覚も時間もなんにも用意されていなかったことがありました。
いつもの寝室が、現実に映し出されていませんでした。

目の前は白のような無のような空間になっていました。
そして、今自分がどの時代のどの時間軸にいて、昨日までどんな人生を生きていたのか、全く、全く思い出せませんでした。
人生の全てを思い出せないので、感情もほぼありません。ただ、清々しい感じがしました。

その意識?または空間?にいる時には、
自分の意識の中に、すべての者や物の意識を内包しているみたいでした。

わたしのなかにあなたの意識があるから、
うん、なるほどね、わかる〜、というような。

一般的には時間は直線的であるのに、それがない状態です。

わたしは起きるために昨日までの自分を一生懸命思い出します。
でも、思い出せたのは5年前のとこで、5年前を昨日だ!と錯覚しました。
それは男友達と食事した後LINEをしている夜のことでした。

やっと目が覚めた時も、自分が昨日までなにをしていたのか思い出すのにかなりかかりました。

この体験で、昨日の連続が今この瞬間なのではなくて、今は今っていう現実が単体でなのであると感じました。

現実は文字通り、自分の意識が映し出しているんだってことも。
現実はスクリーンで、自分はプロジェクターなんだって。

自己啓発本にある、現実は在り方次第で変わる、というよりは、もともとうちらがそれぞれ毎瞬毎瞬作っているんだと思います。
人それぞれ意識の慣習のようなものがあるから、昨日と同じように連続して感じるだけで。

昨日の自分は今日の自分とは全く違う意識です。

だから昨日から見た未来と、今日見た未来は違う、変わる。

そして昨日の答えと今日の答えは違っていて良い!

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