クラゲ人間

「自分らしさ」
私にとっては世界一の難問。
私らしいってなんだ?

好奇心旺盛なタイプだと自分では思っていたけれど、実際はビビリ屋で
石橋は叩いて、叩き割り、即逃げ出すタイプ。
自分を持って「私はこうなの!!」と主張をするのが苦手で、究極の「イエスちゃん」だ。
周りばかり気にしてご機嫌とりに忙しい。
好きなものを好きとも言わず(言えずではない)曖昧に、穏便に。
そもそも自分が何が好きか、何がしたいか、何が得意なのかもわからない。
そんな私に「自分らしさ」を語れるはずがない。
自分らしさっていうのは自分を持っていてなおかつ自信のある人が持つ輝きなのだ。
私のようなクラゲ人間は、ふわふわその光の中をただ意味なく漂う存在でしかない。
他人と比べては落ち込み、もともと小さな自信さえしぼむ毎日。
人を変えることはできないよ、とよくよく言われるんだけど
じゃあ自分が変わろう!と思った時
なんとなく目指すものはあるものの、違和感を感じて躊躇してしまった。
というのも、大学に行ってみようとこの歳で考えたのだ。好きな勉強を極めてみようか、と。
元々がちっちゃい心臓な私は踏み切れない。だけど変わりたい!の永遠のループ。
でもね、ふと思ったのだ。
周りを変えられないからってなんで自分が変わらなきゃならないんだ?
それって結局周りに合わせてるようなもんじゃん、と。
もし、私がここでバリバリ仕事や勉強のできる女になったら
自分の意見もはっきり言って、行動力もあって素敵女子!
それってすでに私ではなくなるんじゃないの?
そもそも変わりたいと思ったのはなんでだっけ?

そのままでいること。それが私らしさなんだ。
変わらない自分を保つというのは大人になるにつれとても難しいことだと思う。
周りの環境や自分の歩む道によっては、至難の技なのでは?
(この話はまた今度!)
だったら大事にしないといけない。

クラゲ人間だけど
流されるままの人だけど
無理に変える必要なんてないんじゃないかな
のほほんと生きて来たけどそれが許されるうちは
クラゲでいよう!決めたっ!







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