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夢波サロンってどんな場所?インタビューしてみた

初めまして、ライターのやーはちです。3月から夢波サロンに入会して、副業ライターとして活動しています(クラウドワークス、ランサーズでは柏あかりという名前で活動中)。
今回は夢波サロンの雰囲気をメンバー以外の方にも知ってもらうため、夢波さんにインタビューをしてみました。
インタビューの内容には、メンバーが今まで知らなかったことも。夢波サロンに興味を持っている人、サロンメンバーさんはぜひ読んでください!

インタビュー概要


今回インタビューした幸田夢波さん

最初は歌手を目指していたが、中学、高校でアニメオタクになったことをきっかけに声優の道を進む。声優としてデビューし、アニメED主題歌を歌う経験も。
8年間事務所に所属していたが2017年に退所し、フリーランスとして独立。その後、ブログやオンラインサロンなど多面的に活動している。本の執筆もしており、共著「無職本」、電子書籍「声優おなやみ相談室」を出版。


夢波サロンについて

夢波さんが独立した2017年の9月に開設。「夢を仕事に変える場所」をテーマとして、声優志望の人、副業で稼ぎたい人、フリーランスになりたい人を対象に活動中のオンラインサロン。在籍しているメンバーは34人。

夢波サロンはこうして始まった

—オンラインサロンを始めたきっかけを教えてください。

直接きっかけになったのは、前田 裕二さんの「人生の勝算」を読んだことです。

私がフリーランスになってすぐの頃は相談できる人が周りにいなかったので、ずっとビジネス本を読んでいました。そんなとき「人生の勝算」に出てくるスナックに感銘を受けたんです。
そのスナックはママさんが酔いつぶれても、お客さんが代わりにお酒を作ったりしてお店を回しちゃうんです。お客さんとママが垣根なく過ごしてる場所。それってすごいことじゃないですか?
私もそんなコミュニティをつくりたい!と思って、翌日にはサロン開設の手続きを始めていました。

—夢波サロンを通して目指したことは何ですか?

同じフリーランスとして働いている人、フリーランスを目指している人を助けることです。実際に私がフリーランスとして働き始めて、請求書の書き方や仕事の取り方など、わからないことがたくさんあって。同じくフリーランスを目指している人で、同じ悩みにぶつかる人はいるはずなので、私と同じように困っている人を助けたいと思ってサロンを開きました。
サロンを開くターゲットを声優に絞るか迷ったけど、あえて職種は限定せずに間口を広げました。結果として職種を限定しなかったことは大成功で、声優業界を越えていろんな人と関わることができました。

—夢波サロンを始めるにあたり、どんな気持ちでしたか?

声優でオンラインサロンを運営している人はいなかったので、ブルーオーシャンかなとは思ってました。
一方でやっぱり「怖い」という気持ちもありました。事務所にいたときはファンとの関わりも管理されていて、交流する機会もありません。人とふれあう経験がないままサロンを立ち上げるのは勇気がいることでした。

—夢波サロンを立ち上げたとき、大変だったことは何ですか?

最初の1~2年は本当に手探りで、必死で「メンバーさんがサロンに何を求めているか」を追求しました。始めた当時はFacebookグループを使っていたんですが、発言や投稿のハードルが高くて思ったようにコミュニケーションができなくて…。Discordを使うようになってからは、メンバーさんが気軽に発言できるようになりました!

夢波さんのサロン愛がすごかった

—サロンメンバーはどんな人が多いですか?共通点があれば教えてください。

共通点ってあんまり浮かばないな~。
強いていえば、私とどこか共通点があることでしょうか。どのメンバーさんも私のことを知ってサロンに入ってくれるので、どのメンバーさんと話していてもそれぞれどこかに「私と似てるな、同じ考え方だな」ってところがあるんです。
メンバーさんもみんな私のことを肯定的に思ってくれているので、サロンを続けていくうちに不安よりも居心地の良さを感じるようになりました。

—サロンを通して夢波さんに変化はありましたか?

あります!人間不信が治りました!
事務所にいた頃、もちろん仲良くしてくれた仲間もたくさんいたんですけど、仕事をもらうためにはその人たちとも競う必要がありました。
同じ事務所の仲間であっても、明日はライバル。事務所にいた頃は常に一人で戦っているような気持ちで、疑心暗鬼になったこともあります。事務所を辞めてフリーランスになってからは、ネットの書き込みとかみて落ち込むこともあって。
でも今はサロンのみんながファンよりも身近なところから応援してくれるので、励みになっています。

—夢波サロンの活動で、記憶に残っていることはありますか?

ええ、なんだろう。ぱっと聞かれると悩んじゃうけど、今思いつくのは本を出したことかな。
私は今まで2冊本を出していて、1冊はブログ経由で依頼をいただいた「無職本」(共著本、水窓出版)。もう1冊は私のブログを電子書籍化したものなんですけど。
ブログの電子書籍化にあたっては、まず膨大なブログ記事から書籍化する記事をピックアップしてもらったり、内容をチェックしてもらったりしました。誤字やわかりにくい表現があれば適切な表現や、わかりやすい文章に修正していきます。メンバーさんとはその過程で、何度も話し合いました。メンバーさんみんなと原稿を形にしていくのは、大変だったけど楽しかったな。
あと最近はメンバーさん同士があちこちでオフ会をやっていて、仲良すぎてかわいい…ってなってます!今はオーストラリアにいるんですけど、帰国したら私もみんなに会いたい!

声優だけでなくエンジニア、デザイナーなど多様なメンバーが集まる

—私は休職中、無職本で夢波さんやサロンのことを知りました。

そう言ってもらえると本当に嬉しいです!やっぱりどんなものでも出しただけだとちゃんと誰かに届いているかわからないので、そうやって反応をもらえると作ってよかったなって思います。

夢波サロンのこれから

—サロンとして、これから力を入れていきたいことはありますか?

1つはもっといろんな人にサロンの楽しさを知ってもらうことです。クローズドなコミュニティなので、肌でこの楽しさを感じてもらうのは難しいんですけど。noteやサロンのホームページで少しでもサロンの雰囲気を知ってもらいたいなって。そろそろサロンのホームページも更新しなきゃ。
あとは、サロンの中で何か事業ができればいいなと思ってます。夢にチャレンジしていると、どうしてもお金や時間がネックになってくるんですね。声優しながらアルバイトしている人だってたくさんいるし。メンバー共同でやってみて、ちょっとした収入につなげられたらいいなと思ってます。
実は今までも挑戦はしてるんですけど、やってみて上手くいかなくて。実際に挑戦してみてわかったのが、みんなの生活が一番ってことです。事業をやるとしてもそこに苦しさがあると上手くいかなくて、楽しさと生活が両立できるような事業にしていくことが大事だと感じました。
もっとメンバーさんが増えれば選択肢も増えてくるとおもうので、今後もいいアイディアがあればどんどん挑戦したいです!

—入会を迷っている人がいたら、どんな言葉をかけてあげたいですか?

1回入ってもらって、合わなかったらすぐ辞めて大丈夫です。メンバーさんの中でも忙しくなって一度退会したけど、戻ってくるメンバーもいます。一度退会したメンバーさんも温かく迎える雰囲気がうちのサロンの強みかな。
10日間は無料で利用できるので、興味がある方は気軽にのぞいてくれると嬉しいです!

最後に

—サロンのメンバーさんは、夢波さんにとってどんな存在ですか?

うーん、仲間、かな…。ちょうどいい言葉がぱっと思いつかないや。
でもメンバーさんとは、家族よりたくさんのことを話すんですよ。オンラインだからこそなのかな、学生時代の友達よりも気のおけない関係に感じることもあって。小さな一歩に対しても前向きにリアクションをくれるので、心強い関係です。

夢波サロンには不思議な居心地の良さがある

インタビューを終えて

インタビューを終えて「改めてサロンや自分のことを振り返るいい機会になった」と夢波さん。インタビュー中の夢波さんからサロンメンバーに対する愛情を感じました。
私も4月からサロン加入と同時に副業を始めましたが、個人で働くことは時に孤独なこともあります。そんなときに自分の一歩を認めてもらえる、困ったときに頼れる場所として、夢波サロンを拠りどころにしています。

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