仕事で最優先で取り組むべきこと
仕事で優先順位をつけることは非常に大切です。
どのような職種でも、複数の仕事を効率よくこなしていく必要があります。
でも、中には、優先順位をつけるのが難しいと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
優先順位につけ方に個人差はあります。得意なことも、苦手なことも人によって異なりますよね。
しかし、どの職種の方でもあてはまる最優先で取り組むべきことがありますので、ご紹介します。
それは、
上司や同僚、先輩、後輩含め、職場の方から依頼された業務を最優先で取り組むことです。
特に、30分から1時間あれば完了しそうな簡易な仕事については最優先で取り組むことを強くお勧めします。期限の有無に関わらずです。
「あの仕事どうなった?」と聞かれてから着手するのでは、確実に遅いです。締め切りに関わらず、最優先で取り組むべきです。
以下、得られるメリットを3つご紹介します。
1. 依頼側からの信頼度が上がる。
2.業務のフィードバックが早くもらえ、修正しやすい。
3.依頼側も、スケジューリングしやすい。
順番に解説していきます。
メリット1.依頼側からの信頼度が上がる。
業務を依頼すれば、すぐに取り組んでくれる。仕事が早い。その安心感が、依頼側からの信頼度に繋がります。
メリット3.の解説で詳しく触れますが、依頼側としても、仕事を任せやすいです。
信頼を得られれば、コミュニケーションも円滑にとることができ、自分が今度、依頼側になったさい、業務を頼みやすいです。
このように、仕事をするうえで、人間関係はとても重要です。他のタスクをこなすうえでも、好影響をもたらします。
メリット2.業務のフィードバックが早くもらえ、修正しやすい。
任された業務を完了させ、いざ報告、提出します。すると、依頼側が想定していたものと違う内容だった、という可能性があります。
資料作成を一つ例に挙げます。
社内用なのか外部用(取引先に提示するなど)で、資料に、重点的に掲載すべき情報が異なる。こういったケースが有ります。
上司は、作成依頼資料に、情報Aを重点的にまとめてもらうことを想定していたが、実際のところ、部下は、情報Bをまとめていた。
こういった、認識のずれが生じた場合、
早く業務を提出することで、仕事を依頼した側から修正すべき箇所を早めに教えてもらうことができます。
これを期限直前に提出すると、そう簡単にはいきません。互いに時間に追われることになります。
上記のような認識の違いは、どうしても起こりえます。
しかし、もし依頼された段階で、仕事の方向性が分からないと感じた場合は、「この仕事は~するという方向性でよろしいでしょうか。」と一度、依頼側に確認することをおすすめします。
一から仕事がやり直しになるのは、時間と労力の無駄です。
メリット3.依頼側も、スケジューリングしやすい。
当然ですが、業務を依頼した側にもスケジューリング(仕事の段取り)があります。
その依頼した業務をあなたが完了しないと、依頼側は、手持ちの仕事全体を進めることができないケースもあります。
そのような場合は特に、
任せれた業務を迅速に遂行すれば、依頼側は、手持ちのタスクから、優先順位をつけ、段取りをつけて仕事全体にとりかかりやすいです。
以上が、メリット3選です。やらない手はないですね。
しかし、そうはいっても、自分の業務で急がなければならない案件(緊急かつ重要な仕事)を所有していたり、依頼された業務が数日にわたって時間を要しそうなケースもありますよね。
その場合は、「この仕事は~日までにすればいいか」必ず確認するようにしましょう。具体的に何日までと、期日を明確にするのがポイントです。
依頼側によっては、「なるべく早く」や、「急がないよ」といった曖昧な回答もありますが、その場合は「では~日までに完了させます。」と伝え、双方で業務の締切日を明確にし、認識のズレをなくしましょう。
いかかでしたか。今回は、「仕事で最優先で取り組むべきこと」についてお伝えしました。依頼された仕事を最優先にするだけで、得ることのできるメリットは強大です。
これで、一番早く取り掛かるべき業務の基準を明確にすることができるので、非常におすすめです。ぜひ参考にしてみてください。