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北朝鮮に最も近い坡州市(パジュシ)観光

ソウルの北西部に北朝鮮に最も近い観光地がいくらかある。
ソウルに何度かリピートしていると行ってみたくなることろだ。
ここもソウルから日帰りできる観光地だ。


個人旅行で自由に行くことができるパジュシ(坡州市)観光

パジュシ(坡州市)にはソンドンサゴリを中心にした観光地がある。
このソンドンサゴリが観光地という訳ではない。
ソンドンサゴリとはどこにでもあるような普通の交差点の名称だ。
このソンドンサゴリという交差点を中心にプロバンスマウルやヘイリ芸術村、烏頭山統一展望台(オドゥサントンイルチョンマンデ)といった観光地がある。

プロヴァンスマウル

プロバンスマウルは南フランスをコンセプトにしたテーマビレッジだ。
カラフルなショップやモールが樹木や花で飾られ幻想的な空間となっている。

インスタ映えした写真を撮りたい人にも人気の観光地だ。
ここは京畿道の坡州市(パジュシ)にある。

マウルとは村のことなので日本語ならプロヴァンス村だ。

クムチョンという地下鉄の駅からタクシーで行くこともできるが私はソウルからバスで向かった。

ホンデイプク駅のひとつ漢江寄りの駅、地下鉄ハプチョン駅で下車して1番出口から地上に出た。
その1番出口を出たところにあるバス停でカカオマップを使いバスを調べた。

行き先のバス停(ソンドンサゴリ近辺のバス停)を地図で探してタップしナビをタップする。
韓国では車は右車線を走行するので、そのことを頭に置いてバス停を検索しなければならない。

ハプチョン駅のバス停はお気に入りに登録していたので簡単に入力できた。
カカオマップは使いやすいが日本語に対応していない。
そこで私は地図をタップするかお気に入りから選んでナビ入力することにしている。

そうすることでハングルを入力することなくカカオマップが使えている。

2200番というバスに乗りソンドンサゴリまで47分だ。
このバス停は以前ソンドンサゴリ停留所だったが、カカオマップではマッコウル国民民俗博物館停留所となっている。

ソンドンサゴリ付近の他の停留所は今でもソンドンサゴリ停留所だ。
バスは漢江の右岸を下りながら北上する。

バスを降り横断歩道を渡ってプロヴァンスマウルまで歩くことにした。
マッコウル停留所からプロヴァンスマウルまでは徒歩10分だ。
バスも通っているが本数が少ない。

プロヴァンスマウルに着いた時は既に昼は過ぎていたので食事にした。
食事の後動画を撮影して時間を過ごした。

ヘイリ芸術村

今回はヘイリ芸術村へは行かなかった。

ここは個性的な建物と芸術家が集まる街だ。
見るだけではなく、陶芸体験や料理教室など実際に体験できるプログラムを開いている作家も多い。

韓国映画のロケ地としても使われているので観光客も多く訪れている。

ヘイリ芸術村へ行くならプロヴァンスマウルより先に行くのがお勧めだ。
先ほど降りたマッコウル停留所の二つ先のヘイリ5番ゲート停留所が最寄り停留所になっているからだ。

ヘイリ芸術村はプロヴァンスマウルよりも広く、歩いて回るのにも時間が必要だ。

プロヴァンスマウルから歩くと20分程度はかかりそうだ。

烏頭山統一展望台(オドゥサントンイルチョンマンデ)

烏頭山統一展望台は漢江(ハンガン)と臨津江(イムジンガン)の合流地点にある展望台で北朝鮮に最も近い場所だ。

烏頭山統一展望台へは烏頭山統一展望台駐車場から無料のシャトルバスで行かなければならない。
駐車場から徒歩でも行けるが坂道を20分は歩くことになる。
その駐車場があるのはソンドンサゴリから約1キロ南西に行ったところだ。

プロバンスマウルに行くとき降りたバス停ではなく、ソンドンサゴリの別のバス停からバスに乗ればすぐに着く。

烏頭山統一展望台へ自力で行くための地図


しかしこの路線のバスも本数が限られているので、プロバンスマウルからはタクシーを使った。

この日は土曜日で無料シャトルバスは1時間に2本運行されていたが平日は分からない。

展望台では地下1階から地上2階までが展示室で3~4階が展望室だ。
コインを入れる有料双眼鏡で北朝鮮を望むことができる。

シャトルバスの運行が15時40分までのため1時間程度で退散することにした。

シャトルバス乗り場の駐車場まで戻り、そこからソンドンサゴリまで歩くことにした。
ソンドンサゴリ(ソンドン交差点)を渡り、来る時に降りたマッコウル国民民俗博物館停留所の反対側でバスを待つことにした。

ソウルのホテルに着いたら18時頃だったので、ソウルからの日帰り旅としてはちょうどいい感じだ。

個人では行けない非武装地帯観光

板門店や第3トンネル、都羅山駅(トラサンヨク)は個人で行くことができない。
行けるのは臨津江(イムジンガン)を渡るまでの臨津江駅までだ。

DMZ(非武装地帯)に最も近いこのような観光地に行くなら、ツアーに申し込む必要がある。
JTBやHISなど日本の旅行会社で申し込むこともできるが、ソウルの旅行会社でも申し込みができる。
しかし板門店ツアーなどは1週間以上前でないと空きがないことが多い。

私はプレジデントホテルに入っている韓国の旅行会社で申し込みをしたが、板門店は空きがなく翌日の第3トンネルと都羅山駅などのツアーに申し込んだ。

北朝鮮が掘ったとされている第3トンネルに入っていくのは結構スリリングだ。
写真撮影は禁止されていて、そこで渡されるヘルメットを着用してトンネルへ入っていく。

急な下り坂を降りることになるので運動靴で行くのが相応しい。

このDMZ(非武装地帯)ツアーも一度は行ってみたかったところだ。

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