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外岩に行きたいあなたへ! -其の1- 持ち物編

 外岩に行く際の持ち物は、人や時期によって違ったりします。かくいう私もその時によって持ち物が変わったりすることはザラにあります。ただ、そんな私でも固定のメンバーがいるのでそれらの紹介とあると便利なものなどについて表にまとめておいたので、確認してみてください。
 今回も箇条書きのまとめがあると思って楽しみにしていた人、申し訳ないm(_ _)m
今回は、表にまとめてしまったら話すことがなくなってしまったので、ここで本文は終わりになります。しかし物だけ並べて、さよならするのは無責任なので各品についての理由や役立ったところをバーと書いておくので、なんでそれが必要なの?と気になることがあった時はそこを見て下さい。

まとめ

マット:外岩でマットというとクラッシュパッドのことを言う。これがないと外岩にはいけないが、人気課題ではすでに多くの人がいたりするので自分のマットは引くスペースがなくなんだか申し訳なくなる。
メーカーや値段によって大きさ、硬さ、厚みが結構変わってくる。1人で行くことが多い人は、マット2枚か結構大きめのマットを持っていると便利。
車を運転できない人は、公共交通機関を利用しないといけないのでコンパクトなタイプがおすすめ。

サブマット:マットとマットの隙間を埋めたりマットだと厚みがあるせいで邪魔な時に使う。サブと自称しながら結構使う。厚みや面積がマットよりも薄くて小さいので勢いよく落ちるとそんなに衝撃を吸ってくれないので、注意! 初めのうちはなくてもなんとかなったりする。

シート:マットに土汚れや地面の水分が移らないようにする為に敷く。普通のレジャーシートだと岩肌が剥き出しの下地のところでは、あっさり破れるのでブルーシートを使うのがおすすめ。

ブラシ(大・小):ブラシ大とは、長柄の伸縮棒付きのブラシのこと。大体のクライマーはpamoというメイカーから出ている長柄ブラシを使用。自分で作ることも可能で、私は長柄のブラシは自作しました。それについての記事もいずれかかと思います。ブラシ小は、手元で使うようなブラシのこと。ブラシの大切さは、以前の記事で述べている為割愛。

敷物(ござとか):最悪無くてもいいですが、岩場でずっと立っているのもしんどいし、ゴツゴツしていて底冷えするような場所で座るのも辛いのであったほうがいい。最近は100均のアウトドアコーナーでもあっているので是非一枚!

足拭きマット:自分のマットはある程度汚れてもいいけど、人様の物だったりするとそうはいかないので他の人のマットに乗る前に足を拭く為に持っとくと便利。これが敷物と兼用の人もいる。また、砂利や土がソールに残っていると滑りやすくなったり、ソールへのダメージになったりするのであるに越したことはない。マットに付属しているタイプの物もあるので、人によっては要らない。

ゴミ袋:理由に関しては、前回の記事参照。ゴミのため以外にもあると忘れた頃に役立つ。個人的には小分けにしたいので、小分けのタイプでいくつか持っておくと便利。あと、ジップロックタイプもあるとかなり便利。

三脚:スマホで撮影する時に使う!人によっては使わないが、もし買う際は足がグネグネ動く方がいい。というのも、岩場なので平たい場所がそもそもないのと枝などに巻き付けて高いところから撮影できるなど、有用性が高い。

現金:私事ですが、近所で買い物する際にスマホのSuicaで買えると思ってスーパーに入ったのに、カード以外は電子決済できないという非常事態に陥りました。そのせいで、会計ができず一旦家に戻る羽目に、、、
田舎や山だとこれ以上ひどいことも起きるかもしれないので、ある程度は持っておきましょう。

保険証:山岳保険に入っている人は、山岳保険証もあるはずなのでそれも持っていくこと。怪我をしないのが1番ではありますが、万が一のため。

トポ:トポとは英語のトポロジーを略称したもの。ジムでは各課題にシールが貼っており、ルートがわかるが外岩にそんなものはないので、このトポがないと登れない。慣れてくると必要ないが、意外と持ってきてない時に限って打っている課題が終わってしまったりするので、ぜひ持っておきたい。現在、トポは「岩場百選」、「黒本」、「〇〇エリアガイド」などが主要なトポ。インターネットサイトのclimbing-netでもトポは見られるが山の中なので使用しない方がいい。ちなみに黒本は、愛称であり今は絶版であるがリニューアルし、〇〇エリアガイドと名称を変えた。御岳や瑞牆、小川山で登るならそれぞれのエリアガイドを買うのが1番いい。百選では駄目ではないが、写真ではなくスケッチでルートが描かれているため初心者には少し扱いづらい。また、百選にしか乗ってないエリアもあったりするらしいのである程度登り始めたら買うのもいいかも。

タオル:手を拭く時に使う以外にも、止血や防寒?にも使える。

クロックス:シューズを長時間履くのは辛いが、いちいち普段の靴に履き替えるのもめんどくさい。履いたまま動き回るとソールに土が付き、マットを汚してしまう。などなど、シューズを履いたままだと何かと不便なのでシューズの上からクロックスを履く人が多い。シューズを脱いでのレストの時でも、指が広げやすく脱ぎ履きしやすく便利。

カイロ:山や渓谷は、夏にならないと寒いことが多々ある。さらに人気課題のある岩場では、登る時間よりも待機する時間の方が何倍も長い。体調を崩さない為にもカイロはあると便利。ちなみに、標高が高すぎるとカイロは機能しないが岩場のあるところは大体大丈夫。

コッヘルの類:これも寒い時期限定かな?先ほども述べた通り待機時間が長いので体を内側から温めることのできるガス缶とコッヘルは、持っていくとかなり重宝する。保温瓶にお湯だけ入れとく人もいるが、私自身が試したことないので違いがわからない。

寝袋:古のクライマーはガチガチに寒いところで登る際に、これを使用して暖をしのいでいたらしい。私自身、このような人たちを見たことはないが、身近なクライマーからその存在を確認したとの報告を受けている。いい寝袋は、かなりあったかいので暖を取るのにはおすすめ。

替えの服:課題によるが、ぬかるみがあったり近くに水があるようなルートを登る際は持っておきたい。また、夏などの汗をかきやすい時期は、銭湯に帰りに寄ってサッパリとした気持ちで着替えられるのでかなりおすすめ。

虫除け:虫のいる時期は、あるに越したことはない一品。ブヨ、アブ、蚊は、近くにいるだけで目障りだし噛まれるとさらに厄介なので関わらない為にも持っていこう。火事にならないためにも、火を使うような物は控えましょう。

テント:泊まりがけで登る際は、キャンプ地にて宿泊する必要があるのでテントが必要となる。また、クライミング+キャンプという楽しみ方もできる。山の夜空は結構綺麗なのでおすすめです。

ヘッドライト:暗くなるまで登っていると、足元が暗くなってしまい危険なので手元も使えるようにヘッドライトが必要となることが多い。スマホで照らす事もできるが、それをやるとスマホを紛失するか画面がバキバキに割れるのでおすすめしない。

クイックドロー:複数シューズがある人は、これを使ってひとまとまりにして持ち運んだりしている。ところで、クイックドローってなに?ってなっている人は検索してください。簡単に言うとスリングの両端にカラビナがついた物。

サブザック:車などにクライミングには必要ない物を置いてゆき、必要な物を持っていくために使う。無くても問題ない。

アプローチシューズ:登山靴とまではいかないが、スニーカーよりかは作りが丈夫で機能的。見た目もおしゃれなものが多い。御岳などの比較的道が整っているところでは必要ないことが多いが、山道を歩く際は履いておくと怪我防止になったりする。スニーカーに比べてかなり歩きやすい。

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