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外岩に行きたいあなたへ! -番外編1-

 世間(2020年11月現在)では鬼滅の刃が大ヒット!かく言う私も、、、見ていません。波に乗り遅れてしまうと逆に見なくてもいいのかなーと、思ったりしてしまいます。
 世間話はさておき、今回は外岩に関する個人的な考えや疑問について述べていく番外編をやっていきたいと思います。この記事を読んで僕よりもツヨツヨな外岩クライマーも、始めたばかりのジムクライマー、誰でもコメント欄で自分の考えを述べてもらえればと思います。

外岩の動画問題
 クライミングでは、色々と流派?や各個人の矜持がありますよね。その中でも頻繁に話題になり、各クライマーによっても意見が真っ二つに分かれるであろう「外岩の完登動画」の視聴の有無やアップロードについて述べていきたいと思います。布石として書いておきますが、以降は主に私個人の考えであるので「こんな意見もあるのか」程度に思っていただければ幸いです。また、私自身も他の方の意見を知りたいので遠慮なくコメントしていただけるとありがたいです。

 本題に入りますが、私自身は最初ぐらいは見ないで欲しいなーと思っております。というのも、初登者のことを思えばラインだけ確認して完登することが理想のクライミング手法だと思います。なぜなら、初登者はラインが描かれていないゼロの段階から使えるホールドを吟味し、ひどい時では年単位の歳月をかけて課題を作り上げます。このできるかわからない状態から始まっていることを知ってしまうと、初登者へのリスペクトも込めて事前情報のないなるべく更地の状態で登らなくては!と思ったしまいます。
 しかし、これはあくまで理想的なお話です。やろうと思えばできますが、中々そうはいきません。何故なら最近はインターネットが発展し、いつでもネット上にて課題の動画を見ることができるようになってしまったからです。また、クライマーとして活躍している人は、スポンサーからお金をもらうためにも難しい課題を登った証拠をあげなくてはいけません。それ故に意図しなくても、課題の完登動画が見られるようになっているのです。しかしながらこれらの事は、しょうがない事であり誰が悪いという物ではありません。また別の側面から見ると、課題数の増加という理由があると考えています。クライミング自体は、歳を取ってもできるものです。しかしながら、高グレードの課題を打ちたいとなるとどうしても年齢の壁が見え隠れします。
 そうなると、元気に活動できるうちにより多くの課題を登りたいとなります。ゆえに事前学習として、これからいく岩場の完登動画を見て予習していくことになると思います。もちろん、この気持ちは痛いほどわかります。特に、次にいつ行けるかもわからないような場所だとしっかりと予習して核心部分でのミスをできる限り無くしておきたいですよね。しかし、これをしてしまうと個人的には試行錯誤するという岩の醍醐味を無くしてしまい思い出として薄くなってしまい、もったいなく感じます。

まとめ
 自分の力を試すためにも、外岩での思い出を増やすためにも初めて登るときは是非動画を見ないで行ってみてほしいと思います。
ぶっちゃけると、現場に行くとチョークの跡やら先に登っている人がいたりするので動画を見なくてもどんな感じで登るのかを確認できちゃうんですけどね。
 皆さんはこの問題どう思いましたか?いつも一緒に登っているクライマーでも、ここら辺の意見はバッサリと別れることが多いので身近な人とも話してみると面白いかもしれませんね!
今回は、ここまでさようなら。

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