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恋人の過去の思い出にむけた解釈

彼の過去を少しだけ覗いてしまった。
彼が昔、付き合っていた人とのこと。
それを知ってちょっとだけ、もやもやした。
ほんとにほんとにちょっとだけね。

だって、それは過去でしかないから。
誰に何を言っても事実は変えられないから。

わたしの知らない過去で
当時、彼には別に好きな人がいて
その人といろんなところに行って
いろんなことを経験したんだろう。

その人の方が、今のわたしよりずっと
彼のことを知っているのかもしれない。

彼がその過去を
大切に持っていることは間違いない。
そりゃ捨てられないものだってあるだろう。
だけど、それのどこがいけない。

むしろ、彼にはその時の気持ちや経験を
ずっと大切にしてほしいと思う。

その時、大切に想っていた人がいたことを
彼には忘れて欲しくない。

だいすきなのに、彼の一番になりたいのに
他の人との思い出を大切にしてほしいなんて
めちゃくちゃ矛盾まみれの言葉だってわかってる。
きれいごとだっていう人もいるかもしれない。

そりゃ昔好きだった人との話を聞くのは
いい気持ちなんてしない。するはずがない。

でもさ、考えてみれば
そんな日々が彼をここに
連れてきてくれたんだと思うんだよね。

過去に起こった事実は変えられないけれど
過去の出来事に対する解釈は変えられる。

過去は過去で今は今だから。
彼に未練があるかないかはどうだっていい。
それはわたしの課題ではないから。
わたしがただ好きだからそれでいい。

これでフラれようもんなら
その時はその時に考えることにするよ。


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