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ダイエット、本当に必要ですか?〜インスタをお休みしていた理由②〜

こんにちは。今回、書きたいなと思うのは、私がインスタから遠のいていた理由の二つ目、「ダイエットに関する価値観の変化」です。今までインスタの投稿コンテンツの主軸となっていたダイエットに対する気持ちが、この2、3週間で大きく変化したため、どんな投稿をしたら良いのかわからなくました。けれどその分、本当にダイエットと向き合って、自分の中である考えが腑に落ちたので文字におこしてみたいと思います。

プー子のインスタはこちら▶️https://www.instagram.com/puko_hoppe/

もちろんこの考え方が合わない人、当てはまらない人、沢山いると思います。ただ考え方は人それぞれだし、全くもって「正解」などないということは心に留めておいてほしい、と思います。逆に今からまとめる考えは、私にとっての正解であり、他の人にとっては誤りかもしれないということです。

インスタをお休みしていた理由①はこちら↓

https://note.com/puko_business/n/n2bfe87e47872

混乱から始まった

インスタでダイエットに関するコンテンツを配信しているということもあり、私はダイエット情報を集めるのが日課でした。栄養学の本、医師による専門書から巷のダイエット本、YouTube、インスタ、twitter、雑誌…。様々な媒体から日々勉強をしていました。最初は体のメカニズムと運動・食事の関係性が見えてくるのがとても楽しかったし、学んだことを毎日の生活にアウトプットしていくのもワクワクしていました。

しかし、どんどん勉強していくうちに「あれ…?」と思うことが多くなりました。A書とB書では言っていることが真逆、このダイエット指導者とパーソナルトレーナーの言っていることも真逆…ということです。

例えば「果物はダイエットにいい↔️悪い」「糖質は太る↔️太らない」「有酸素運動は必要である↔️必要ではない」「朝ごはんは食べたほうがいい↔️食べないほうがいい」などなど…。

私も最初、とても混乱しました。「私は果物の食べ過ぎで太ったんだ!」「やっぱり脂質制限が合うかも…」とか。毎度毎度情報を受け取る度に流され、そこに乗っているダイエット法をやってみては長く続かず…。結局何を信じればいいのかわからない…。そんな混乱した状態になっていました。

そして、あることに気づいた。

情報が錯綜して結局どうしたらいいかわからなくなっていたにも関わらず、私はダイエットに関する勉強をし続けました。本もさらに読み、TwitterやYouTubeのダイエット成功談も見るようになりました。そんな中で、あることに気づきました。というのもダイエットを成功した方の痩せた方法が、本当に人それぞれだということです。糖質制限のみの人、カロリー制限した人、食事は変えず、運動のみの人、とにかく寝た人…。それぞれ異なった方法でダイエットに成功していたのです。もし本当に「ダイエットの正しい方法」が存在するならば、こんなにバラバラな方法にならないのではないかー。そこから、その成功した人のダイエット前の食事や運動も拝見したところ、あることに気づきました。

「自分にあったダイエットをしている」ということです。

ダイエットは他の人が痩せた方法を自分に適用させても成功しない。自分の今までの生活を、そして自分自身をしっかり知って、分析した上で、それに見合ったダイエットをすれば成功するということです。

それに気づき、私が以前9kg痩せたダイエット法を見返すと、見事にそれまでの生活の改善点と見事に対応しており、「やっぱりな」と思いました。

私がオンラインサロン を始めたのはこの頃です。インスタで不特定多数の人に自分にあったダイエットを見つけてもらうのはかなり難しい。ならば狭いコミュニティーを作ってその人にあったダイエットをしてもらおう!この考えも、オンラインサロン を始めたきっかけの一つでした。

ここまでが、私のダイエットに対する考えでした。今も「ダイエット方法」に対する考えを聞かれたら同じように答えます。けれど、お分かりの通り「ダイエットをする」という文化に対しては全く違和感を持っていませんでした。

痩身傾向

私は前から「細ければいい」という考えは持っておらず、「自分が好きな体型になれたらいいよね」と考える派です。私自身、ダイエットは成功したものの、他のダイエット系インフルエンサーの方々と異なり、細くありません。数値的に見ても健康的な普通体型です。けれど以前は、インスタやYouTubeで全く太ってないのに「デブりました!ダイエットします!」と言った投稿や、喝入れと称して「痩せて初めて価値が現れる」「デブは損」などの投稿をみても「またやってるよ〜。やめてほしいなあ」くらいにしか思っていませんでした。

けれどここ最近そういった投稿が本当に嫌になってしまったのです。それは摂食障害についての勉強を始めたというのが大きな理由です。「ダイエットに関するコンテンツを投稿する立場として一応知っておかなきゃな」と思ったのがきっかけでした。調べていくうちに色々衝撃的な事実を目の当たりにしました。

ここでは詳しく言及しませんが「かなり身近な問題で、いつ普通のダイエッターが陥ってもおかしくない病気であること」そして「摂食障害になるきっかけがとても些細である例も少なくないということ」です。

そして摂食障害には日本の痩身傾向も大きく関わっていることに気づきました。SNSはダイエット情報に溢れ、ファッション雑誌に載っているモデルさんはとてつもなく細い。テレビではおデブキャラの芸能人がバカにされ、ダイエット番組では痩せたことによって幸せになった様子が盛大に描かれているー。日々そういったものに触れていくうちに、私たちは「痩せていることが美しい」と思うようになってしまう。さらに企業により、その傾向はどんどん助長される。パーソナルジム、アプリ制作会社、ダイエット本を出版する出版社、サプリやドリンクを作る企業…。痩身傾向が加速すれば加速するほど儲かる企業は、さらに加速させようと魅力的な広告をうつ。その絶え間ないループに消費者が大きく巻き込まれている、ということです。そしてその中の被害者として摂食障害の方が出てきてしまっていると。

そこから、もう先ほど述べたような投稿を見るのが本当に嫌になってしまいました。もうこれ以上痩身傾向を助長させたくない、被害者を増やしたくない。もちろん、ダイエット自体を否定する訳ではありません。けれどみなさんが思っているより食事制限や過度な運動は必要なくて、生活習慣を少し改善するだけでいい人がほとんどなのです。

本当に痩せる必要がありますか?

私は決して細くないけど、とても幸せです。以前はなかなかできなかった、罪悪感なしにパスタやケーキを食べることができるようになったのも考え方が変わったおかげです。(以前は少し罪悪感を感じてました)

ほっぺもプニプニしているし、太ももにも脂肪がついています。でもこのなんか少しぷにっとしている感じも私のキャラにあっている気がしています。

みなさんは何故痩せたいのでしょう。細いと何がいいのでしょう。世間一般の評価や基準は一回取っ払い、もう一度向き合ってみてください。

それでもダイエットが必要なのであれば、健康的に楽しくできたらいいなと思います。

これからの発信

ここまで色々書いてきましたが、ツッコミが入るのは「プー子もダイエット投稿多いじゃん!」ということだと思います。私自身、それが原因の一つでここ最近投稿出来ていませんでした。一度は本気で辞めようと思いアカウントを消しかけたこともありました。

けれど、少なからず影響力があって、こうした想いもあるからこそ出来ることもあるのではないかと思いました。

これからは私のビジョン?というか理想である「『らしさ』を肯定する世界を」に沿った投稿をしていきたいと思います。


ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。拙い文章ですが、少しでも想いが伝わればいいなと思います。これからもよろしくお願いします。

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