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日本の負の遺産を清算するとき / 巨額の政府の借金 1

書き直して再度掲載
先に、黒田総裁の後任を早く決めるべき旨書いたのですが、
アベノミクスという経済成長なき円増刷という不完全な政策のコマに過ぎないのではと思ったため、少し書き方を変えました。失礼な書き方と思われたらご容赦ください。
黒田総裁には、 今後、巨額な政府の借金の始末の道筋をつけて欲しいと切に願うところです。

ー--ここから本文ですー--

あくまでも、一市民が責任のない立場て書いている放言なので、危機意識を持たれ、参考と思われる部分がありましたら本望です。

1. 思考停止状態から脱するときは、今

(1)  「思考停止」をインターネットで調べると、下記説明がありました。

    「思考停止」が生み出す怪物より: 人間の脳は、強い脅威を与えられ
  制御のきかないストレスに晒されると、理性の中枢といわれる前頭前野
  の働きが弱まり、思考停止に陥ってしまうことが脳科学の研究でわかっ
  ている。
   また別の研究では、人間の脳には、難しく考えることを嫌う特性があ
  り、短くて刺激的なわかりやすいフレーズを好むこともわかっている。

(2)   日本衰退
が指摘される今、「思考停止」状態になっている諸課題を
   見直すべきと思います。
(3)   「アベノミクス」
という経済政策についても、慣例用語になり、
   やってる感のみになっているにもかかわらず、
  「思考停止」状態
になって、深く考ええようとしない風潮が少なくとも
   3~4年は続いているように思います。

2. 円増刷政策(アベノミクス)の顛末

(1)  8年に渡った円の増刷政策も、結局経済回復も庶民の賃金アップにもつながらず、逆に庶民の年収は下がりっぱなしでした。
円増刷によって生じた政府の巨額の借金が、様々な弊害をもたらして来ています。
(2)  大体、大手銀行が合併をしても一向に収まらず、本来無料だった普通貯金も手数料を取るようになって久しいです。
(3)  日銀の黒田総裁はなすすべもなく、目標インフレ率は2%になったらすべて解決するということを、8年間も主張し続けています。いまだ経済成長ゼロ、貧富の格差拡大。

2013年の所信表明演説。黒田・日銀新総裁、2年で2%へ「何でもやる」

黒田・日銀新総裁、2年で2%へ「何でもやる」 | ロイター (reuters.com)

(4)  誰が考えてもおかしいと思える状況です。ただ、政策的にインフレ率が2%にならないように抑えているだけ、まさかデータ捏造はないとは思いますが、この情勢では信ぴょう性を疑われてもおかしくない状況です。
(5)  インチキなMMT理論を、日銀総裁が実行していたのではないか?との疑念も起こる昨今です。
注:個人的な意見ですが、何故インチキかというと、インフレなき場合には通貨増刷は問題ないというような前提そのものがおかしい。通貨増刷すればインフレになるのは当然です。インフレにならないのは、日銀当座預金口座に意識的に増刷分の資金をため込んでいるためです。詳細は後日説明予定です。

(6)  複雑に諸因があちこち絡まっているような状況を打開するには、周到な準備と実行力が必要と思いますが、適切な人材を考えるときと、個人的には思います。

(7)  この記事については、私も同意するところです。

黒田日銀総裁が最大のリスク要因…「悪いインフレ」放置の呆れた“思考停止”ぶり(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

(8)  しかし、黒田総裁はアベノミクスという経済成長なき円増刷という不完全な政策のコマに過ぎないのではないかとも思います。失礼な書き方と思われたらご容赦ください。
今後、残り任期の1年8ケ月のうちに、巨額の政府の借金の解決の道筋をつけて、「立つ鳥跡を濁さず」と思える状態にしていただきたいと切にお願いします。

2. 課題のまとめ

 つまり、このまま無為無策的に円の増刷政策を続けると以下の通りです。具体的説明は、後日行ないたいと思っています。

■ 不況下のデフレ(スタグレーション)に突入する(すでに突入?)
■ 大手銀行の行き詰まり、破綻の可能性
■ 高インフレの可能性
■ 極端な円安になる可能性
■ 国債の暴落の可能性
■ 財政破綻の可能性
■ その他

二進も三進も行かなくなる状況にあります。
日銀の政策を正しい向きに方向転換する必要があると判断されます。

ともかく今のままでは「タイタニック号の沈没」が想起されてなりません。
しかし、まだ間に合うとも思います。

3. あとがき

金融状況については、ここでは抽象的に述べているので、読まれた方々には理解しがたい部分もあると思われます。
今後は、もっと具体的な説明を行いたいと思います。

また、この金融問題は諸事項が有機的に影響しあって、複雑に絡み合っているので、自分自身、解決策など良く分からない部分多しです。自分的にも解決方法を考えたいと思います。

今となっては誰が取り組んでも難しい課題だと思いますが、
今後は、さらに考えを進めて、この問題について掘り下げて行こうと思います。

4. 過去の note 文献の続編です

過去の「日本の衰退」4編、「日本の再生」2編の続編で、
個別の具体的案件として、
「日本の再生」その13項にあたる課題について述べています。
 
   「日本の再生」その1、での指摘項目
   
1~2 省略
   3. 日本の財政危機、高インフレ懸念、国債問題など、財政や金融の  
     問題
   
4~10  省略
    

ー--
長文を、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回はこれで終了します。

ー--

音楽

【和訳字幕】Let It Be - THE BEATLES【レットイットビー】


Bob Dylan - Masters of War (Official Audio)


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