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これから私達が実現したい世界観

④これからの私たちが実現したい世界観
「たかが一人、されど一人」
「偉い人にならなくてもいい、いなくてはならない人になれ」
という言葉が好きです。
マザー・テレサやガンジーもそう、たった一人の人それぞれが世界を動かすくらいの影響力があり、そして、みんな人間は思いの熱さ、深さでそういうことができる可能性を持っています。そして私自身もそうであると思っています。
世界中の、今まさに自殺しようとしている子ども、今まさに子育てにつかれて虐待しそうになっているお母さん、など…そういう人たちを助けに行くぞ、みたいな、これからはそういう事業をやっていきたいですね。

おじいちゃんやおばあちゃん、障害者の方やそのほかにもいろいろな人が、自分の本当に望んでることを伝えられていないし、接する人たちもなかなか理解してあげられない状況があります。そんな時に、本人たちが本当に思っていることや困っていること、助けてほしいことなんかがパッと視覚的にわかるようなものがあれば…人間は、本来人のために何かしてあげたい気持ちがあるはずなので、そんなサービスが作れたら、人を思いやることができるはずです。
誰も自分のことはわかってくれない、自分が死んでも誰も困らない、そんな風に思っている人をなくしていってあげられるようなサービスが作れるんじゃないかと思っています。
例えば、おじいさんやおばあさんが本当に欲しいものは、潤沢なお金でも高級な老人ホームでもなくて、「必要とされている感」だと思います。
北欧では寝たきりの老人はいないらしく、それこそみんなが死ぬまで何かしら社会で、家族の中で、役割を持っていて、誰かの役に立っていることを実感できるから。
誰かからありがとう、と言ってもらえるような、繋がりを作れるような、そんなものがあれば、救うことができるんじゃないかと本気で思っています。
豊かになって、贅沢をしているうちに隠されちゃった人間のもっと本質的な魂の美しさみたいなものに触れていたい。そこから、サービスをボランティアではなく事業として各お困りごとにアプローチしていくようなサービスを展開し、感動のストーリーをたくさん生み出していきたい。

おじいちゃんおばあちゃんに向けて、子育てをするお母さんに向けて、など、いろいろなサービスを考えているのですが、すべてにこの思いは共通しています。
そして、アルバムセラピーは、本当にわかってほしいことをわかってあげるためのツールとしても、説得ではなく納得レベルで本当に大切なことに気づくツールとしても、今後のいろいろな事業の中心になっていくと思います。
自分や他人をいじめてしまうとき、言って聞かせるような従来のセミナー的なやり方ではなくて、心の内側から気づかせてあげられるような、外的刺激ではなくて内的動機で、知識やノウハウを得るだけではなく実際に行動に変容が起こるような、そんなツールとしてアルバムセラピーは非常に効果的だと確信しています。
私自身は、あまり定量的な目標を立てるタイプではないんです。これをしたら救われる人がいる、というように、待っている人たちの顔がイメージできるんですね。そしてそのアイデアをもとに、一刻も早くその人たちを助けに行きたい。稼げるような事業じゃなくても、誰かひとりでも救うことができるのであればそのサービスにはプライスレスな価値があると思っていて、そんなサービスを一刻も早く始動し、人助けをしていきたいです。
限られた資金や人員の中でどのようにそれをしていくのかは課題になりますが、数字やノウハウで作り上げていくようなタイプの事業構築ではなくて、もっとこの想いによって動かしていくような事業展開をしていきたいです。


そして私たちは、アルバムで、アルバムを使って、思い出作りの世界ブランドになりたい。それは、世界一でかい会社ではなくて、世界一、一人ひとりに寄り添ってあげられる会社、という意味です。
例えば昔、社員が、自分の担当しているお客様にお水を送ってあげたいと言いました。なぜかと聞くと、その地域が災害で断水しているというニュースを見て、困ってるんじゃないかと思ったからだと。
こういうような、実際のアルバム制作に関することとは別の領域のことでも、とにかくお客様一人ひとりを思いやり、寄り添っていく、これこそサービスの本質だと思うんですよね。
ノウハウを使って、売り上げを伸ばして…みたいなことがやりたいわけじゃない。こういう思いやりを大切にするうちだからこそできること、うちにしかできないことをやっていきたい。
うちじゃなくてもできることで価格競争なんかをしていくなら、それは我々がやるべきことではないとすら思っています。
そんな想いを貫いて、そこに共感・応援してくれるような仲間や協力者が増えていって、売り上げを追い求めなくても後ろから後ろからそれがついてくる。
そうして、社員を自殺に追い込むような過酷な労働をさせている会社よりも、ちゃんと結果を出す会社に私たちがなって、
「こんな優しい、ふわっとしたことを掲げてやっている会社がちゃんと成功しているんだ」
と思ってもらえたら、ひどい環境で労働させている会社がばかばかしくなるんじゃないかな、とかも思ってたりします。

今なお、社会ではたくさんの人が苦しんでいます。
周りの人たちが思いやり、手を差し伸べられたなら、救うことができるはず。数字やノウハウなんかじゃなくて、個人個人の心に寄り添うようなサービスを提供していくことで、

「思いやりですべてうまくいく世界観」

これを実現していきたいと考えています。

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