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幼少期の学び

▶父のお店での学び
父の経営する店は、吹けば飛ぶようなよろずやさんでしたけども、今振り返ると、やはり無意識的にいろいろ学んでたところはありました。
兄弟の中で、私は一番店をお手伝いをしていました。近所の子供が、お店で2、3時間も話しながら粘って20円のガムを買って帰った後に、父に「これっていくら儲かるの?」と聞いたら「2円だ。」と言われました。
私はびっくりして、子どもながらに、「大きくなったら、もっと単価が高いもの売るぞ」と強く決意しました(笑)。そういえば、大きくなって今の卒業アルバム屋で初めてのビジネスをしたとき、客単価が32万でしたね…(笑)。
この出来事も含めて、実際に、これまで生きてきた中で、自分が心に強く思ったことというのは必ず実現しているような気がします。強い思いに引っ張られるんですかね。
父の手伝いの中で、商売人としての働きを若いうちから経験させてもらっていました。大学生の頃には、女子大生でありながら雨や雪の日でも牛乳を配達したり、すごく重たいビールの1ケースを運んだりしていたこともありました。バブルの時代でしたので、遊んでいるときはボディコンで着飾って、ディスコで踊っているような自分でしたが、家に帰ったら軍手をして手伝いをしていました。
でも当時から、どちらの自分が自分らしいかといえば、後者だな、と思っていましたね。飾ってる自分はどこか自分であって自分ではない感覚で、何となく作ってる自分と素の自分という感じがありました。そして今でも変わらず、助けたい人たちのために働いている自分は、輝いているという感覚があります。

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