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50センチ先の未来へ手を伸ばす!

エドカフェNo.11
手を伸ばそう!今日の延長上にある未来の学校へ

まず声を出そう

思いを声にすれば、そこに声を重ねてくれる人が現れる。
仲間とつながればがんばれる。
言い続けると形になっていく。
未来はつくれる。

<参加者のエピソード>
声を上げて味方になってくれたのは子どもだった。
5年生の子どもが木村泰子さんの本を教室に置いておくと読み始めた。
「面白かった」と言ってお家の方にも伝染。連絡帳でも感想が届いた。

声を上げれば、そこにはいろんな様々なものが集まって来てプラットホームができる。
ツールは対話
そこが子どもの命を守る安全基地になる。

「過去の学校」と「未来の学校」の違いは?

過去の学校は・・・
先生が正解をもっていた。
正解からはずれる子が授業の邪魔になっていた。
指導が暴力になり、先生は熱心な無理解者に・・・

未来の学校は・・・
これからの学校は正解がない学校
正解のない学校は1人のスーパーティーチャーではつくれない。
「どう思う?」「どう思う?」って問いかけながらつくっていく。
対話が未来をつくる
子どもの事実がすべて
先生が立派な授業・板書・発問・教材研究をするのでなく
「困っている子がどうしたら困らないか?」を問い直し、
すべての子が達成感をもてる授業をめざす。
「わからない」を「調べなさい」「まとめなさい」でなく、
例えば「私もわからないな。誰か調べて教えて」と言えるのがこれからの先生。
教える教師でなく共に学ぶ大人へ。

評価はどんな評価がいい?

評価されることによって、子どもが自信をなくしたり、子どもをつぶしてしまう評価から、子どもが育つ評価
過去を否定してもみんな守りに入るだけ。
1秒先の未来の学校をつくるなら、
「子どもが育つ評価はどんな評価か?」問い直す。

詰め込みから子ども主体へと教育が変わろうとしていても、50年前と通知表は変わらない。不思議。この通知表は今の社会に合致するか?

すべての子どもが学びに向かうための評価をみつけていくのが未来のわくわく感につながる。

ペーパーテストの目的はわからないところを知ってやり直すこと。
私(泰子さん)は全部できたらVery Goodて書くけど点数はつけたことがない。(点数つけないことが大事ということじゃないよ)

例えば通知表全部捨てたらどうなる?
みんなで考えて変えていけば怖くない。
やってだめならやり直せばいい。
何かを変えるたびに「子どもの事実はどう?」ってそこから目を離さないこと!

<評価で失敗したエピソード>

(泰子さんが)20歳のときのこと。
まじめで一生懸命やる子で、テストはいつもほぼ100点の子が盲腸になった。通知表全部Aだった子に、テストを受けられなかったからという理由で初めてBをつけた。
母に「Bの理由は?」と聞かれ、「テスト受けてないから」と答えた。
その子に対してやり直しをしてない。
「ごめんな。こんな通知表つけて。もう一回やり直す。」ってなんで言えなかったか?これが自分のスタート。
こんな失敗をしたから人の失敗を責められない。


未来へ!ワクワクの次はゾクゾクが待っている!

まわりに助けてくれる人が必ずいるから、ノルマ・プライド・評価なんて後回し。
まずは未来に向かって行動!

ワクワクの域で喜んどったらあかんで!
ワクワクを超えたらゾクゾクになる。
もうそこまでいけばやめられへん。やみつきになる。
みんなも早くこのゾクゾクの世界に入っておいで!




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