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Win-Winな関係づくり

お互いにとって何らかのメリットがある「Win-Winな関係」。仕事はもちろん、夫婦、友人、さまざまな人間関係を円滑にする。

ならば!親子だって例外ではないはず。

イライラが止まらない

夫に似たのか、幼稚園のころから片づけが得意だった長男。諸用で学校を訪れたときに道具箱を抜き打ちチェックしても、まぁまぁ整頓されていた。しかーし、最近「やりっぱなし」が増えている。本棚から顔を出す靴下。ソファに脱ぎ散らかされたパジャマ。

人間だもの。たまには仕方ないわよね、と「次からは気をつけてよー」と声をかけ、こちらが片付けていたらヒートアップ。

だんだん、だんだん、イライラメーターがMAXに近づいてくる。これはいかん。ガミガミ言うのは嫌だし、言われるのはもっと嫌だろう。

分かっちゃいるのに言ってしまう「早く片づけてー!」「いい加減にしてよ!」のオンパレード。オーマイゴッド、これじゃあ逆Win-Winだ。

ポイント制、導入!

そこでスタートしたのが、ポイント制!ルールはいたってシンプル。靴をそろえる・食べた食器をかたづける・脱いだ服を洗濯機に持って行く・明日の支度をする、などなど。

私に「やったの?」と言われる前に、自分で気づいて動けたら1ポイントをゲットできる。10ポイント獲得で、景品(おやつ・中身は分からない)の大サービス!!

これが意外にウケている。

1日単位だと、9ポイントで終わる日もある。子どもからすると、あと1ポイントだったのに…と残念になるだろう。そこでうれしい「繰り越し制度」もプラス!笑 

「ママ、明日は7ポイントからスタートだからね!忘れないでよ」と、忘れっぽい私に念押しをしてから寝る息子にオッケー!とうなずきながら、ついニヤけてしまう(親バカ)。

動く「仕組み」をつくる

イライラの原因はたいがい、自分の思い通りにいかないこと。私だって、人から指図されるのは嫌。そんなの子どもだって同じ、頭ではわかっているのに、ついつい「思い通りに」動かそうとしてしまう。

親子であっても別の人間。ただ、私が注意しないまま「ママがやっとくからええわよー」なんて育てたら、息子は「ぱなしが日常茶飯事」な大人になり、パートナーに逃げられる?かもしれない。笑

親のエゴではなく「これは身につけてほしいな」という場合は、仕組みをつくるのもアリだと思う。

私はガミガミ言わずに済む。

息子からすると、ポイントがもらえて褒められる上に、ママだってニッコニコだ。さらに習慣になれば「自分で考えて動く力」にもつながるだろう。

いつまで続くかはわからない、けれど

昨日、3日かけて念願の10ポイントをゲットした息子。今朝うれしそうに景品のゼリーを食べて学校に行った。

「今日はまた、1ポイントからスタートだからね!」とノリノリだ。

好奇心旺盛なわりに飽きっぽい息子、いつまで続くかは分からない。けれど、Win-Winな関係は応用が効く。

これからも、お互いが楽しめる方法を模索していきたいな。



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