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Q&Aでわかる!建築意匠権のトリセツ リスクとメリットを知るためのガイドブック

建築・都市にかかわる気になる法令について、対話形式で解説する“トリセツ”シリーズ第2弾。デザインの公開や共有などには比較的なオープンな建築の世界ですが、今後は慎重な姿勢も必要に。生成AIを正しく活用する上でも押さえておきたい知識です。

内容紹介

建築デザインが新たに保護対象に加わった「意匠法」。本書では、建築の価値を守るさまざまな法律の基礎知識から、“知らなかった”ではすまされない侵害トラブルへの対策、そして自分のデザインを模倣や盗用から守るために知っておきたい手続きまで、気になる疑問を徹底解剖。専門家である弁理士がQ&A形式で解き明かします。

目次

■■Part 1|基礎編

■Chapter 1|おさえておきたい!意匠権の基本

  1. 建築デザインの価値はどんな法律で守られている?

  2. 建築デザインを守る法律とは(1)意匠法・著作権法

  3. 建築デザインを守る法律とは(2)特許法・実用新案法

  4. 建築デザインを守る法律とは(3)商標法・不正競争防止法

  5. なぜ建築デザインの保護に意匠権が向いている?

  6. ほかの業界から学べる意匠権のメリットは?

  7. 保護されるのは外観の意匠設計だけ?

  8. 建築物のコンセプトを保護する方法はある?

  9. 内装デザインはどのように保護される?

■Chapter 2|大企業だけじゃない!意匠権のリスクとメリット

10. どんなふうに義務や責任が発生する?
11. どんな行為に対して効力が及ぶ?
12. どこまで似ていると効力が及ぶ?
13. 効力が及ばないのはどんなとき?
14. 意匠権を持っていれば安心?
15. 譲渡したりライセンスしたりすることはできる?
16. 複数人で意匠権を持つことはできる?
17. どのようなときに消滅する?

■■Part 2|実務編

■Chapter 3|こんなときどうする? 注意したい建築実務

18. 模倣や盗用に対して何ができる?
19. 設計者はどんな責任を負う?
20. 設計者は契約でどんな義務を負う?
21. すでに登録されている意匠権はどこで確認できる?
22. いざという時に助かる「公証制度」の活用法とは?
23. 権利者から警告を受けたらどうする?
24. 権利者として警告を行うときに注意することは?
25. 従業員の建築デザインは誰のもの?
26. 報酬トラブルを避けるためには?
27. 報酬はどうやって決める?
28. 海外で日本の意匠権は通用する?
29. 海外で建築デザインはどのように保護される?
30. 「国際出願制度」の上手な活用法とは?

■Chapter 4|実践してみよう! 意匠権の取得プロセス

31. 誰を主体として出願すべき?
32. 出願から登録までの流れは?
33. 出願時に検討すべきことは?
34. 意匠調査によって何が分かる?
35. どんな書類を提出すればいい?
36. 何がどのように審査される?
37. 拒絶理由通知にはどう対処すべき?
38. 審査結果に納得できないときはどうしたらいい?
39. いつから意匠登録されたと表示してもいい?
40. 設計事務所が出願時に注意すべきリスクとは?

書誌情報

体裁 A5判・256頁
定価 本体2700円+税
発行日 2023-06-25
装丁 ym design 見増勇介・関屋晶子
ISBN 9784761528539

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