ポスト・オーバーツーリズム 界隈を再生する観光戦略
ヴェネツィア、バルセロナ、ベルリン、アムステルダム、サントリーニ島(ギリシャ)、京都、由布院、倶知安(ニセコ)――
市民生活と訪問客の体験の質に負の影響を及ぼす過度な観光地化=オーバーツーリズムの状況下にあった国内外の著名観光地8都市を取材。地域の不満や分断を招く“場所の消費”を助長せず、むしろ居住環境の改善に資するような観光戦略のあるべき姿を探った一冊です。
編著者は、龍谷大学の阿部大輔さん。各事例の執筆者は、立教大学の西川亮さん、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの沼