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うまく話せなくていい

本を読んだり単純作業をしていると頭にたくさん言葉がわいてきたりする
それを煩わしいと感じるときもあるのだけれど
いったい何をこんなに考えているのかとそれを考えると
人に何か話すときにうまく説明しようとか理解させようとする
シミュレーションをし続けていると気づいた

このシミュレーションが上手くいくのはたいてい趣味の話か仕事の話
ほかの雑談や知らない話が飛んでくるとこのシミュレーションは役立たない
どうりで雑談が苦手で避けてしまうとここで感じた

もう一つシミュレーションが上手くいかないもしくは無駄になるのは
不機嫌な人間を相手にするときだ
これはもうお手上げで後からシミュレーションし直そうが無駄にしかならない
なんせ言葉も通じているか怪しい状況になるのだから

気持ちが辛い時はこの不機嫌な人間を相手にシミュレーションし続けているところがある
あとはお節介な人が余計な言葉をかけてくるときだ
それもいくらシミュレーションしたところで理由が明確でなく悶々とするだけになる

そんな厄介なものをシミュレーションするときは
シミュレーションを捨ててしまう無くしてしまう必要がありそうだ
ただ「申し訳ありませんでした」ただ「ご丁寧にありがとう」

なにか他に言いたいような言葉が見つかっても
もしかしたらうまく話せばわかってもらえるかもとも思わずに
一心に感謝だけをしたい
そんな風にわりきっていきたい

言葉だけで表せないものがこの世にはたくさんあるのだから

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