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WOWOW「2020年5月の恋」 最終話

皆さん!こんにちは!ゆまくまです。
今日も宜しくお願いいたします。
WOWOW制作のドラマ「2020年5月の恋」最終夜の感想について話していきます。
完全リモート制作のドラマで14分間のほぼ1カット撮影。

第3話で元夫くんから「頼み事があるんだけど・・・」という会話で終わったドラマ。
その頼みごとは「ビデオ通話」だった。

久しぶりに元妻の顔が見たかったと話す。大泉洋さんが演じる元夫くん。
元夫の顔を見て、笑いが止まららない由紀さん。
スマホで撮影してるんだけど、笑い過ぎて何度も画面から顔が切れる。

久々の会話に照れ隠しをする2人。
そんな中、元夫くんが一言。
「やっぱり俺が世界で一番好きな顔だよ!」

これに対して元妻の由紀さんは
「嘘ついたら怒るよ。嘘ついてたらわかるんだから」と。

ここが一番のキュンポイントだったかもしれない。
「俺の顔をちゃんと見てよ。わかるんだろ?元夫だから。
 俺が嘘ついてないのわかるだろ?」と真剣な眼差しで見つめます。

思わず涙をこぼしてしまう元妻の由紀さん。
「久しぶりに誰かに褒められた」と照れ隠しをする。

本当にこの2人の演技は上手くて引き込まれる。
元夫婦のリアルな会話を覗き見してる感覚。本当に面白い。

そして、電話の最後の方で元夫が告げる。

『良いことが何もなかったけど、1つだけ良いことがあった。
それは由紀ちゃんと話せたこと。悪いことばっかりじゃないね。この世界も。絶望してはダメ。絶望は愚か者の選択である。』

コロナ自粛期間があったからこそ、こうやって久しぶりに会話をする時間をもらえた。そして見つめ直すことができた。
バットニュースばかりの世の中だけど、生きていれば良いこともある。

そして、2人は電話の最後をこう締めくくる。

「俺たちが別れた事実は残る。起きたことはなくならない。元に戻ることはできない。でも、万が一、この先生きて行く上で再開することがあったら
俺ともう一回、一緒に生きていくことをわかってほしい。もう俺でいいかって人生を諦めてくれない??」と元夫が告げる。

「諦めない?」という言葉のセンスにはしびれる。
「今までを全部忘れて、俺と一緒に生きていくことを諦めてほしい」って最高の言葉だと思う。

この提案に「わかった」と答える由紀。
でも、素直になれない2人は電話を切ろうとする。
「ご無事で」と…

全員が気になっていたこのドラマの終わり方。
ハッピーエンドなのか、バットエンドなのか?

ラストの終わり方も最高だった!
救急車のサイレンの音が電話から聞こえてくる。
まさかの近所に住んでいることがわかる。

「嘘だろ!?ヤッホーー!!」と叫ぶ元夫。
おそらくハッピーエンドを迎えた2人。

このドラマは今の時代をうまく切り取った最高の作品。
6月1日(月)からテレワークも終わり、通常モードで出社する人もきっと多いハズ!

この自粛期間はきっと意味があったんだと思わせてくれる素敵なドラマでした。

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