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大阪梅田茶屋町で25年ぐらい続いたゲームセンター「アミュージアム茶屋町」が閉店してしまった。GITADORAのドラムマニアがもう遊べないのが残念だ。

昔からあったゲームセンター。一時期は店外にダンスダンスレボリューションが置いてありそこで満面の笑みで踊るおじさんが有名だった。



1階がUFOキャッチャーコーナーで2階が音ゲーが集合しているコーナーだった。maimai・ビートマニア・太鼓の達人・ダンスダンスレボリューション・ギタドラ・ポップンミュージアムなど数々の音ゲーが置かれていた。

さすが音ゲーばかりが集まるコーナーだけあってほとんどのお客さんが熟練のプレイヤーのように見えた。ものすごい速度でビートマニアで手を動かすプレイヤーがいたりした。

僕は今年半年ほどギタドラシリーズのドラムマニアにはまっていた。毎日と言って良いほど通っていた。ただただドラムマニアだけが気に入っていた。

ドラムスティックを持って音に合わせて体を動かす。爽快だった。ギタドラがきっかけで好きになった曲やアーティストもあった。有酸素運動にもなるしアクティブな趣味にもなるし癒しにもなる。仕事の疲れをギタドラで癒していた。

ただ半年もプレイし続けていると段々と中級者の壁にぶち当たる。何度同じ曲をプレイしてもなかなか上達の速度が遅くなってきた。だいたいレベル5.5の曲で遊ぶことが多かった。だか6.0ぐらいになってくると限界を感じ始めた。自分は手足が器用な方ではないので、身体能力の限界も感じ始めていた。それであれだけ通っていたゲームセンターも通うのをやめていた。

ではあるのだが閉店は残念だった。あのゲームセンターの雰囲気は好きだった。ギタドラも好きだがゲームセンターに行くということ自体が好きだった。

近くのラウンドワンにもギタドラが置いてあるのだがそちらはどうにも音が小さすぎて全くドラムを叩いている感じがしないのだ。それに比べてアミュージアム茶屋町の音響は迫力があって最高だった。本当に音楽に没頭できる感覚だ。そして音楽はただ聴くより自分がプレイした方が愛着が湧く。

ヨルシカの「言って」とかせつない世界観で最高だった。

このゲームのオリジナルアーティストであるハンサムジェットも良かった

2023年10月、いまは工事中で別の建物になろうとしている旧アミュージアム茶屋町。そういえばロフトの地下のミニシアター「テアトル梅田」も今年閉館してしまった。

残念だと思うが仕方ない。

最後の方はリニューアルを予定していたり、音ゲーコーナーの定額パス企画があったり、かと思えばおそらくコロナで一時休業してしまったり、再開後も特にリニューアルされていないようだったり。経営的にも諸事情あったのだろう多分。

使われなくなったゲーム筐体はどこへ行くのだろう。他のゲームセンターに移すか廃棄するかマニアの手に渡るのか。仕組み的に無理だと思うのだがもし自宅にギタドラを持って帰って遊べるなら100万円ぐらいは出しても構わない。いやでもゲームセンターの雰囲気が好きだから自宅だと面白くなくなってしまうかも。

今日はラウンドワンに行ってすごく久しぶりにギタドラをやった。なぜか前みたいに音が聞こえないレベルの音響設定ではなくなっていた気がする。久しぶりにギタドラを叩くとなんか本当に癒される。他のゲームではこんな感覚はない。

アミュージアム茶屋町が閉店した後に新生アミュージアム茶屋町として復活するなんていうオチはないだろうか。ないだろうな。また新しい趣味を見つけよう。

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