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6 Note: ACT の良さ。

Originally Published: 6/1/2020

こんにちは。先週はインフルエンザにかかってしまって更新出来ませんでした。この時期に9度近い熱が出たので、PCR検査をする事になりました。(あれ痛いですよね!)

こっちの医者は薬とか全然くれないので、自己治癒しないとです。インフルで自己治癒って辛!まあ、やっと全快したので良しとしましょう。(笑笑)


今日ゆるっとお話しようと思うのは、ACT通常 “American College Test” と言うアメリカの大学試験です。アメリカ留学を果たすには必ず必要になるのが大学試験。もっとも一般的なのがSAT、”Scholastic Aptitude Test” ですね。

アメリカの大学ではSATでもACTでも受け付けています。(最近はSATとか無しで受験出来る大学もありますが…。) SATは1600点満点で、ACTは36点満点です。Ivy League に入りたかったら、必ず90thpercentile(90%代)にならなくてはなりません。SATだと1450点以上、ACTだと33点以上が平均で、大体34点(SAT1500点)を目指すと安全です。因みに私はACT33点です。

この点数にも別れ方があって、Englishのセクションで800点を取ったら、Mathで後の700点、その逆もしかりです。私は文系脳なのでACTでEnglish のセクションは満点を取りました。(それだけMathが壊滅的だった。)


皆さんご存じないのが、SATの方が良い点を取り辛いと言う事です。

最初も私は、「ACTだとScienceのセクションもあるし、文系だからSATの方が良い」と思っていました。ところが、九月になっても1400点代よりも良い点は取れず、何を血迷ったのか最終スコアは自己ベストよりも数十点低い1300点代。「もうIvy League は無理だ…!」って凄く悲しくなりました。(最終的にIvyには行かなかったが。)


その時にもう一度、ACTでチャレンジしてみる事にしました。SATだともう間に合わないけれど、ACTだと間に合ったからです。


かなり猛練習をしましたが、前回もEnglishがとても簡単だったイメージ通り、SATのEnglishに比べると、ACTのEnglishは簡単なんです。SATだと古文とか政治経済の問題とか引っ掛け問題が多いのに比べて、ACTはとても単純明快です。Scienceのセクションも思ったよりも理科のテスト!って感じでは無く、理科を題材とした文章問題って感じで、実は文系の人も理系の人でもACTの方がシンプルだったりします。MathはSATに比べたら難しめかもしれませんが、ちゃんと高1~高2レベルの数学をおさらいすれば、普通に解けます。ただ、制限時間がとても短くて問題数が全体的に多いので(数学は60問を60分)、時間配分の練習はひたすらやった方が良いです。私はストップウォッチを使って一問30秒を解く練習をしました。お陰で本番までには余裕を持って取り組む事が出来ました。


今まで私はSAT派だと信じていましたが、ACTに切り替えてみたら、98th percentileまでスコアが上がりました。まだ高校一年か二年の人、三年だけれどまだ少し時間がある人は、どちらとも一回受けてみて、自分にあっているテストを受けてみてはどうでしょうか?分かりやすいのは、模擬試験を全く勉強しないで受けて、点数をパーセントに直した時に高い方を目指すやり方です。


あと、「もう時間が無い!」と思っている高3の方々。残っている時間の使い方次第で結果は変わります。諦めないで頑張ってください。必ず今の努力は未来に繋がっています。


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