朝露の一雫
ここ数日、夕立が降りだした
小躍りしたくなる
ああ、水を欲していたのだな
水を山々が蓄えてくれているおかげで
朝露がひかる
朝露に濡れて、朝陽を浴びている
お庭と畑を散歩して私も朝露に濡れる
寝惚け眼の幸福な時間
水の少ない夏
私の身体も、植物たちと同じ様に
昼間はしんなりとしてへたり気味
沢水もとても少なくなっている
それでも、先人たちがこの場所で
自然と共に暮らしを営んでいたことが
垣間見えることがある
水と人の営み
表面上にはちょろちょろと流れる程度になった沢水
ここでの暮らしの水は、その沢水を貯水タンク経由で
溢れ出た水を家の庭と畑の水道の蛇口をひねると
出てくる様に繋がっている
なので、私は喉が乾くと流しっぱなしのホースから
ごくごくと水を飲む
私と同じように植物たちも水を欲していると感じる時は地面に流す
暑くてヘタっていても、
扇風機を来客があった時にしかつけないのは
冷たい流れている水を身体の中に浸透させていることもあるのだろうね
小さな沢とここでの営みが繋がっていることに感謝する
暑い暑い日
もうすぐ、台風の季節がやってくる
愛と感謝を♡