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honmikujiをしてみた話

年始の話。久しぶりにBOOKOFFに行ってみるとhonmikujiなるものを発見。
その名の通り、何が出るかはお楽しみの本のおみくじ。

普段はあまり中古本は買わないのですが、自分が選ばない本との出会いを求めて買ってみました。自分で選んだ本ですら積んでいるので、言いづらいところではあるものの、普段であれば選ばないものとの出会いは、半ば強制的に世界を広げてくれるという意味ではたまには必要だなと思ったり思わなかったりします。今回は必要だと思ったんだと思います。

さて、おみくじの中身は伊岡瞬さんの“赤い砂”でした。

伊岡瞬さんはお名前は見たことがありましたが、作品は読んだことがありません。本帯によると感染症×警察小説と記載があり、出版日から見てもコロナウイルスを題材にされたのかと思いましたが、あとがきの一部を先に見てしまったところ、2002年頃に書かれた作品のようです。感染症がどうストーリーに絡んでくるのかは分かりませんが、警察小説はあまり読んだことがないので読むのが楽しみです。

ところで古本に対するスタンスに関して最近少し考えるようになりました。
以前読んだ、小林賢太郎さんの“僕がコントや演劇のために考えていること”で、著者への敬意を込めて、本は古本ではなく書店で買うという話があり、すごく納得したのを覚えています。それからは基本的に絶版になっていない本は書店で買うようにしているのですが、一方でphaさんの“ゆるくても続く 知の整理術”では、お金を払うという体験のレアさに慣れすぎないためにも、全ての本を定価で買わず、手元に置いておくほどの大切な本以外は図書館で借りたり、古本で買って読んだりしてもいいという話もあり、その意見も確かにそうだなと感じています。なので、当分の間は前々から欲しいと思った本・好きな作家さんの本は書店で、たまたま古本屋で出会って、欲しいと思った本は絶版でなくても買っていいという自分勝手なルールにしようかななんて思っています。ちなみに今回も状態のいいFACT FULLNESSが200円(!)で売られていたので、つい買ってしまいました。このあたりも読んだら感想を書きたいと思います。

そんなこんなで2024年はたくさん本を読んで、読みっぱなしにせず感想をまとめていきたいと思います。

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