今更ですが「薬機法」ってなに?
最近「薬機法」について発信や電子書籍をチェックしてくださった方もありがたいことに増えてきたおかげで、まわりに「薬機法」に興味をもってくださる方が増えてきたように感じています。
ゼロから初心者にステップアップして美容ライターにチャレンジされたというお声もいただいていると同時に、「ゆまっち=薬機法に詳しい」のイメージが先行して「薬機法」そのものについてまだまだ認知されていないなとも感じています。
そこで改めて今日は「薬機法」ってなに?についてお伝えしたいと思います。
薬機法とは
「薬機法」の正式名称は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」といいます。
「医薬品、医療機器等」とは具体的には
・医薬品
・医薬部外品
・化粧品
・医療機器
・再生医療機器
この5つについて、製造から販売、そして販売後まで有効性や安全性のために必要な規制を行うための法律が「薬機法」です。
私達が美容関わる商品やサービスを発信するのは「販売」に関わってきます。
ここでポイントになるのが、「販売」には「広告」が大きく関わってくるということ。
そのため「薬機法」では、この「広告」についてしっかりと規制されています。
「薬機法」の中でも、この「広告規制」についてしっかり理解しておけば、安心して思い切って発信し続けられると私は考えています。
商品やサービスを紹介するために気を付けるべきことは
「薬機法」を意識しつつ、美容や健康に関する商品やサービスを伝えたいとき、
医薬品と同様の「効能効果」があると誤認させる表現をしていないか
という点にに注意が必要です。
つい、医薬品のような「○○に効く」「○○が下がる」といった表現を使いたくなりますが、このような表現をしてしまうと薬機法違反と判断されてしまうため注意です。
医薬部外品や化粧品については、認められた効能効果の表現もあります。
その範囲を逸脱しないことも重要になります。
もしも薬機法違反してしまったら…
万が一、知らず知らずのうちに違反の表現を使ってしまったら……
そう考えると恐ろしいですよね。
もしも薬機法違反と判断された場合は、罰金制度に基づき下記の通り科せられます。
「2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金」
しかし、2021年8月からは「課徴金制度」が導入され、さらに罰則は厳しくなってくるでしょう。
2021年8月施行にむけて、アフィリエイトガイドライン、ECサイトガイドラインなど様々なところでさらに厳しくなってきています。
同時に行政による取り締まりの目の厳しくなっています。
実際にどんな事例が罰則を受けているのか
実際の薬機法違反事例については、薬事関連や通販事業関連のニュースレターなどで随時チェックしていく必要があります。
また都道府県の福祉保健局のHPなどで公開されている情報もあります。
最近ではアフィリエイター薬機法違反で書類送検されたニュースがありましたね。
実際の事例から学ぶことで、より具体的な知識へと繋がりますので、ご自身でも定期的に薬機法違反事例についてリサーチしていきましょう。
もっと詳しく知りたいときは……
薬機法について、あれ?と疑問に思ったときは、ぜひ私の電子書籍「知識ゼロでもわかる!超初心者が薬機法に興味をもったらはじめに読む本」をチェックしてくださいね。
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