人生ではじめて死にたくないと思ったお話
「ぼくの人生なんて、なんてことない」
こんな厨二病のような気持ちで過ごすようになったのは一体いつからなんだろうか。
意識もない。きっかけも覚えてない。
たぶん、ぼくにとっては当たり前すぎたんだろう。
・・・
ぼくは自己肯定感がエグいほど低い。低すぎてドラゴンボールのスカウターでさえ捉えきれないほどだ。戦闘力53万のフリーザも真っ青に違いない。
「自分を奮い立たせるのは他の誰でもなく、自分を信じて歩んできた過去の自分」
だなんてカッコつけたことを言ってきたが、実際はそうでは