学生起業に挫折してスタートアップで修行をしてた時の話。
メディアや登壇などでインタビューで必ずと言ってもいいほどお話しする話題なのですが、僕は起業直後に一度会社を休眠しています。
2018年8月21にuni-Marble株式会社と言う名前で今のTooon株式会社を登記・設立しました。当時、CDからサブスクへの音楽消費習慣の変化が起きていたこともあり、ファン同士が無限にアクセスできるようになった楽曲からお気に入りの曲を解説・おすすめするSNSのようなサービスを作っていました。
とはいえ、想いが先行しすぎてビジネスに向き合えておらず、敢えなくサービスクローズ。チームは解散。法人は休眠となりました。
法人休眠前後で福岡から上京し、運と縁があって株式会社クオン(現:株式会社Minto)に入社。自分が大好きなエンターテインメントコンテンツの世界とたくさんのクリエイターの方と一緒にお仕事をさせていただきました。
「なんでクオンに入社したんですか?」
「なんで未経験で採用してもらえたんですか?」
など聞いてもらえることも多いけど、完全に運と縁。
クオンで会社員をさせていただいていた時は、起業家としてチャレンジできなかった自分の能力の低さと、周りの同年代起業家の台頭もあり、とにかく自己肯定感が低かったし漠然とした不安を抱えながら生きていたと思う。自分なりに目の前のお仕事に精一杯向き合うしかなかった。
一方で、いつかチャンスがあればまた起業したいと思って友人の起業家や投資家に定期的に壁打ちをしてもらってたのもあり、クオンに入社した1年後にいろんな縁が重なって再度起業家としてスタートすることができました。(起業した後もそれなりに大変だけど。。。)
起業も就職も人生の分岐点はいつも運と縁。
自分がどれだけ望んでも希望の結果にならない時もある。と、いうかその時の方が多い気がする。
だた、いつ運が巡ってきてもチャンスを掴めるように準備を重ねていくことが何より重要だと思う。
口を開けて待っていても何も変わらないので、運と縁が巡る場所に常に居続けて、時が来るまで辛抱することが何よりの生存戦略かもしれない。
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