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7年コーヒー屋をやって思ったこと

遅れてしまったけど、今年の7月でLIGHT UP COFFEEという名前でコーヒー屋をはじめて、7年が経ちました。

今日は7年コーヒー屋をやってみて今思うことを書いてみたいと思います。


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7年コーヒー屋をやって気づいたことは3つあります。


1つ目はお店というリアルに存在する場所の大切さ

今でこそ、オンラインで発信する、ECで販売する、情報をインターネットで伝えるいろんな手段があるけど、やっぱり一番刺さるのはお店でコーヒを飲んで「うまい」と思う体験なんだと改めて思います。コーヒー屋行ってうまいコーヒー飲んだ時の感動に勝るものはないんです。

思い返せばみんなきっとコーヒーを好きになったきっかけとか、衝撃を受けた体験ってお店だと思うし、実際に感じる感覚だからこそ人は熱狂できるはず。僕らのお店では、はじめてきてもらった方には3種類の産地ごとのコーヒーの「飲み比べセット」をお勧めしていて、オペレーション的にはすごい負荷がかかるメニューなんですが、同時に3杯の少しずつのコーヒーを比べてもらって、好きな味を見つけてもらったり、コーヒーってこんなに味が違って面白いんだというのを伝えていっています。


僕らはこれからも、お店での体験を心から大事に、美味しいコーヒーを直接、熱を持って伝えていきたいと思います。

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2つめは、コーヒーが伝わるのはコーヒーが美味しいからだけではなくて、人がいるからだということ。

コーヒーは人がつくって、人が伝えて、人が楽しむ飲み物。いいコーヒーがあれば勝手に広まるわけじゃない、伝えるバリスタがいてこそ。プロダクトが事業を伸ばすわけじゃない、組織が事業を伸ばすんだ。コーヒーに向き合いながらも、店舗/オンラインで発信し続けている中で改めてそう思っています。

チームを大切に、組織づくりを一番に意識してコーヒーに向き合って、伝えていきたいと思います。

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3つめは、まだまだコーヒーにできることはたくさんあるということ。

7年経ってありがたいことに僕らのコーヒーを楽しんでくれる方は増えたし、知っているという方も少しずつ増えました。とは言っても、みんながコーヒーの楽しみ方が変わったか、日本のコーヒー文化に新しい風が吹いたかというとまだまだ。圧倒的に余地がある...。

お店に来て感じる選ぶハードル、家で淹れる難しさ、焙煎具合や器具への疑問と興味。もっとコーヒーの魅力や技術をクリアに伝えて、新しくコーヒーに興味を持つ人を増やしていくためにもっともっとやれることがある。コーヒーには可能性しかないんです。

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そんなことを思ったりするけど、何よりも冷静に、7年コーヒーだけで続けて来れたのは一緒に伝えてくれたメンバーがいるからこそ、そして僕らのコーヒーを楽しんでくれる方がいるからこそです。

お店を始めた頃はまだ大学生でした。商売とか経営とかなんにもわからないままただ勢いで始めた当時のことをよく思い出します。

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今も変わらず大好きなコーヒーを続けられていることに本当に感謝の気持ちでいっぱいだけど、振り返って満足は全くできず、これから身を引き締めてアクセル踏んで、やれるところまで美味しいコーヒーを伝えていきたいと思っています。


川野優馬


さいごに
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