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コーヒー粉を牛乳に浸す「ミルクブリュー」、美味しいレシピとその魅力

「ミルクブリュー」とは、コーヒーの粉を牛乳に浸す抽出方法のこと。
水出しコーヒーの牛乳版のような感じです。

僕は最近家でミルクブリューをつくるのにはまっていて、これがなかなか最高においしいので、今日は最新版のレシピと楽しみ方を紹介していきます。

ほんとに、お店で出てきたとしても「うまっっ」と感動するようなレベルの美味しさで、器具や技術がなくてもつくれちゃうので、みんなぜひ試してみてください!!


レシピ

牛乳 500g
コーヒーの粉 30g(細かめに挽いて、お茶パックに包む)
→冷蔵庫で6時間浸す
→好みで砂糖を5-6gほど

レシピはたったこれだけ。浸す時間は変えず、g数を倍にして1Lでつくることもできます。

特殊なスキルも道具も要らず、ただ牛乳とコーヒーの粉さえあればOK。

ミルを持っていて挽き目を変えられる場合は、いつもより細かめに挽いてもらえるとより成分が出やすく美味しくなると思いますが、いつもの挽き目でもぜんぜん素晴らしく美味しいので、粉で買っている方でも気軽に作れると思います!

挽き目はこんな感じ。調整できる人はアイスコーヒーと同じくらいの細かさがおすすめ


粉はこんな感じのお茶パックに包みます。お茶パックによったり、容器によっては、後で取り出すときにお茶パックから粉がこぼれたりすることもあるので、二重に包んであげると安心かもです。

一つのパックに全ての粉を入れてパンパンにならないように、いくつかに小分けにすると入れやすく、取り出しやすいかもしれません。

ボトルやタッパーなど、密閉できる容器に入れ、牛乳を注ぎます。

粉と牛乳の分量なんですが、粉の16.6倍の牛乳の量、とだけ覚えておけば、何gでも作れます。1杯分だけだったら、15gの粉に250gの牛乳だけでももちろん作れます。容器にさえ入れば、まとめて2Lだってつくれちゃいます。

そして蓋をして、冷蔵庫で6時間寝かすだけ。たったこれだけです。


できあがったら中のパックを取り出せば抽出が止まります。

パックさえ取ればそのまま多少は保管できるので、すぐ飲まない場合でもパックだけ取っておけばOK。

例えば朝の8時に仕込んで、14時にパックだけ取り出して1杯飲み、翌朝に残りを飲む、とかもできちゃいます。本当に楽です。

そのまま飲んでも十分に美味しく楽しめるのですが、僕は個人的には少しだけお砂糖を入れるのに気に入っています。大体500gの牛乳で作るミルクブリューに対して、5-6gくらいのちょっとのお砂糖で、穏やかな甘さで全体を丸くバランス整えるイメージで、めっちゃおいしさが底上げされると思います。もちろんこの砂糖の量や入れる入れないは自由に楽しんでみてください。


カフェオレとの違い

カフェオレを作る場合は、ドリップなどで濃いコーヒーをつくって、それを牛乳と割る形になります。お湯でドリップする分そっちの方がコーヒーの香りは強くしっかり感じられるのですが、ミルクブリューの場合、冷蔵庫で低温で抽出されるので、とっても柔らかく優しく、全体的に馴染んだ味になるのが魅力だと思っています。

また、牛乳にコーヒーの液体を入れる形ではなく、ミルクブリューの場合、液体は牛乳だけでつくるので、牛乳の濃度が薄まらないというか、よりミルキーで滑らかでトロッとした質感なのも大好きです。

牛乳とコーヒー好きにはたまらないドリンクだと思います。つくっておいて保存できるのもいいところですよね。


どんな豆が合う?

基本的にどんな豆でも美味しく楽しみやすいのもミルクブリューのいいところだと思います。香りやクセがちょっと強すぎるコーヒーでも、ミルクと合わせればとっても優しく楽しめるし、ブラック単体であんまり好みじゃない豆や古くなった豆、余った豆を使っても、ミルクブリューで再利用的に楽しむことだってできちゃいます。

個人的に僕は、感動あるミルクブリューをつくろうとしたら、紅茶のような香りがするコーヒーが最高だなと気に入っています。

具体的にはエチオピアやルワンダといった、華やかな香りがする個性のコーヒー。紅茶や花の香りがするようなコーヒーだと、ミルクと合わせて、本当に上品なミルクティのような感じで楽しめて、コーヒーの面白さを再発見するきっかけにもなるかも。

僕は最近はこのルワンダのコーヒーでつくってめっちゃ気に入っています。


もちろん中南米のコーヒーだってアジアのコーヒーだって、ミルクブリューで美味しく楽しめるので、まずは手元にあるコーヒーを使って、そして気に入れば華やかな香りのコーヒーを使って試してみてください!



川野優馬


おすすめの豆はこちら


さいごに

今回紹介したミルクブリューの作り方、動画でも紹介しているので、詳しくみたい方はぜひ



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