小寺 優摩@LR株式会社/経営企画室/室長

楽天株式会社→LR株式会社経営企画室室長

小寺 優摩@LR株式会社/経営企画室/室長

楽天株式会社→LR株式会社経営企画室室長

最近の記事

多様性を認めていくことの覚悟

DE&Iなるものダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンという言葉もいよいよ市民権を得たような感覚のしている昨今ですが、このダイバーシティ(=多様性)って本来的には元々存在していてそれをどうやって社会や企業などの仕組みの中に受け入れられるように実装していけるかがとても大事なのだと考えています。 このことに意識を向けられるかというのはそれまでの経験などが大きく左右するものであるなと感じる部分があり、自分自身もそのことについて折に触れてこのnoteでも投稿させていただいてお

    • グランドデザインって難しい

      やりたいことはすぐ浮かぶのに現在私の所属するLR株式会社は一緒に働く仲間の数が100名を超え、新しいことへ取り組むパワーがどんどん拡大していくとともに、その分の課題も同時に膨らみ続けるという嬉しいような、でもなんだかもどかしいようなそんな贅沢な状態にある。 そんな環境の中で、経営企画という役割を担わせていただいている自分にとっては、常にやりたいことが頭に浮かんでいる状態で、かつ当然それは一人ではできることでもないし、また全社的に行っていくべきこともあれば会社内の部門を横断し

      • ウサギと亀のお話し

        以前自分自身の新卒時代の経験について記載した。 ちょっとだけ、その経緯やそれに至るまでの過去の振り返りから記載していきたいと思う。 漫然と過ごす学生時代日本においては皆さんも大なり小なり経験があると思うが、とにかく比較され続ける社会に自然と身を置いていると思う。 私もそんな社会の中で自然に人と比較して優劣を勝手に認識し、○○は優れている、○○に勝った、○○は負けて悔しいといった感情を抱きながら過ごしていたと思う。 特に高校生くらいまでは、知識詰込み型の教育の中で、正しい

        • 働く場所の選択肢

          オフィスについて考える機会が増える 直近で私が所属する企業の営業所を回る機会、訪問で外に出ている機会、在宅で仕事をする機会の頻度が高くなっていることでオフィスについての考えに思考を巡らせることが多くなりました。 昨今のオフィス事情についてはコロナ禍ということで、どんどん変わってきていますが個人的には「選択肢がある状態」というのがとても大事だと思っています。(完全に受け売りなんですが、それは後述します) 個人的なオフィスの経験 私個人としては前職の影響がどうしても色濃い

          労働人口の減少と働き方の柔軟性について

          人口動態の変容 今私たちのいる日本という国は、人口動態の変化が顕著であることが誰の目にもあきらかな状態になってきている。 少子高齢化などはメディアでも良く使われている言葉でもあり、このこと自体がよくわからないという人は少なくなってきているのではないかと思う。 働く人にとって大きな問題 ただ、このことを因数分解していったときに様々な捉え方があると思うのだが一番実感値としてとらえきれてない人が多いのではないか?と思ってしまうことがある。 それは「労働人口」の減少だ。

          労働人口の減少と働き方の柔軟性について

          日本のジェンダーギャップを認識したきっかけ

          元々、運よく学びを得られてきたこと 以前の投稿で書かせていただいたように、私は比較的多様性の部分(ここでは主にジェンダーギャップの件についての言及だが)で、学びを得る機会に恵まれていることについて言及した。 そんな私であるが、最近ふとジェンダーギャップについて私自身が、強く印象付けられるできごとが過去にあったことを思い出す機会があり、忘れないうちにそれを記録しておきたいと思い書いてみることにした。 過去の出来事 それは、中学生時代までさかのぼる。 私の年齢が1986年

          日本のジェンダーギャップを認識したきっかけ

          初の県外営業所訪問

          出張という響きへのあこがれ LRに入社して、初めて県外に構える営業所にお邪魔しました。 これは出張と言っていいのか? 宿泊も伴う形で外出すること自体も初めてで、なんだかビジネスマン感あるなと秘かに感じていました(笑) ※でもぱっと見は地方を旅行する学生みたいな感じだったことは否めませんが、、、 出発からトラブル続き、、 今回の訪問にはドンピシャのタイミングで台風上陸が重なり(これって逆にとても運が強いのではないか?)、そして、鹿児島市のもはや風物詩?渋滞にも巻き込まれ

          LR株式会社に入社して1年を振り返る

          LRにジョインしてから1年が経過して、色々やりたいことを入社後から実行させていただく過程で、企業としての公式note運営も開始出来たことを契機に私個人の発信も強化させていただこうと思い、その一環として入社してからの1年間を振り返りたいと思います。 ▼入社時のインタビューはこちらに これまでの経歴から簡易に。。。(これまで現職のLRを含めて2社の社会人経験です) 前職 2009年に新卒で楽天株式会社入社 もう13年も前だと、後からいくらでも脚色できそうな入社動機ですが

          LR株式会社に入社して1年を振り返る

          苦手だという思い込みを超える体験

          現職で講師という形で社外の方向けに1時間ほど講演する機会をいただくことがありました。 それが本当に楽しくて仕方なかった。 緊張をほぼ感じることなく終えた感覚に自分でも驚きがあった。人前で話すことはお陰様で苦ではなくなったものの、ここまで楽しむ感覚でやれるほどだったかなあと。 社会人になって数年間ずっと、人前で話すのは苦手で嫌だな、避けたいなとずっと思っていた。 実際に発表の時が近づけば緊張して、ひどい時は吐き気がしたりもしていた。 ただ一方でなんとかやり切った時のな

          苦手だという思い込みを超える体験

          自分の経験したことをどう広めていくのかという話

          自分自身の経験が果たしてどれくらい価値があり、どれくらい影響を与えられるものかというのは客観視できないことが多いと感じている。   これくらいのことはみんな知っているのでは、、、別に時間を取ってまで聞きたくないのでは、、といった気持ちすらよぎってしまうこともある。   ただ、やっぱり伝えてみると「こんな便利な方法あるんだ」とか、「〇〇は知っていたが、〇〇は初めて知った」などなど、ほぼポジティブな反応が多い。   一方で、人力で伝えるにしても時間と影響幅の限界があり、当然新しい

          自分の経験したことをどう広めていくのかという話

          仕事でよくあるスピードと質の話について

          社会人になると、社内であれ社外であれ何かしらの成果物とそれに伴って納期というものが求められる。 わかりやすいのは資料作成などが挙げられる。 昔から、「スピードと質」という点でこの種の業務について語られることが多いと思う。 個人的にはある時点まで、この話についての見解について納得できていないことが多かった。 もちろん頭ではわかっているつもりでいたのだが「確かにそうだ!!」と思う感覚が得られていなかったというのが正直な想いでした。 ※というよりそんなことを語れるほど仕事自

          仕事でよくあるスピードと質の話について

          企業で経験の延長上以外のことを得るためには。

          お仕事をしていく中で、一定程度の社会人経験を積んでいると多かれ少なかれ、 ・こういう場面に以前も遭遇したことあるぞ といったケースに直面することが多々あり、 ・おそらく今後こうなっていくから、こうしたほうが良いはずだ といったように、まさにその過去の経験値を基に対策を考えたりというある意味で社会人生活の中で刷り込まれてきた常識みたいなものが脳裏に浮かんで、対処法を考えていくことがあるのではないかと思います。 だからこそ多くの経験を積んだ方(学びも含む)の力というのは

          企業で経験の延長上以外のことを得るためには。

          ダイバーシティ(と言われて久しい昨今の)におけるジェンダーギャップについて

          このダイバーシティ/ジェンダーギャップについて自分自身の経験としては2つ挙げられると思いまして まず1つ目、 前職時代に素敵な女性メンバーに恵まれて、そうしたメンバーを管理職になっていただけるように推薦させてもらったことも何度かあり、 自然に多様性を持った組織にいられたことが幸運であったことが思い出されました。 比較するものではないのかもしれませんが、自分も含めた男性よりも女性の方が優秀であると(男性というよりビジネスマンの本音としては少し悔しいですが)感じだことが幾

          ダイバーシティ(と言われて久しい昨今の)におけるジェンダーギャップについて

          働き方改革の本当の厳しさ

          働き方改革という言葉が定着化して久しいですが、ともすると「残業削減」が目的化して、そこに向けての仕組構築などの面が先立ちすぎていることもままあると感じております。 私も前職時代に外部コンサルの方の協力を得ながら、労務問題にも直結する観点から働き方改革というものを間近で体験させていただく機会を得ることができました。規模はあくまで所属グループくらいの話なので企業で行うそれとは大変さはもちろん異なります。 とはいえそれでも大変な道のりであり、その道のプロの支えがなければ到底なし

          自分自身のアップデート

          まず例え話からになりますが、iPhoneのアプリについて、最初はひどい内容でもユーザの声に基いて大規模・あるいは軽微なアップデートを繰り返して、やがて使い勝手の良い人気のアプリになっていることがある。 でも最初の段階でこのアプリはダメだと言ってそのアプリから離れた人はおそらくずっとダメな印象のままだと思います。でも、これはしょうがないです、実際にダメだったわけですから。 自分自身も間違いなくダメどころかアプリで言えば商品にもならないような社会人スタートでした。しかも長らく

          【複利効果について】のお話し

          先日NewsPicks内の動画にて、ラクスル株式会社の松本さんが企業の複利効果について語られていました。 全体を通じて松本さんご自身の明快かつ易しいご説明により企業における複利に関する部分の説明も非常に納得感があると共に、私自身も仕事を通じてそうしたことを体感してきておりその想いを重ねる部分がありとても印象に残るものでした。 ▼自分の体感について 私はとにかく仕事における劣等生であり何か秀でた実績を学生時代からあげていたわけでもなく社会人になってからも自信を持つことも自信

          【複利効果について】のお話し