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ガリ弱中学生が警察官を投げ飛ばした話

どうもYumaです。いつも読んでくれてありがとうございます。

今日は中学生時代の部活動について。noteで面白そうなお題があったので綴ってみることにしました。


ガリ弱中学生、柔道をはじめる

中学生になり、なぜか武道に興味を持つように。

当時は(というより今も)ガリガリでしたが、なぜか自分をストイックに追い込んでみたくなったんですよね。

身長が170㎝後半で体重が50キロとかだったんで相当のガリガリです。


友達からも親からもビックリされて、

「その体型で柔道!?簡単に骨折れそう…」

と色んな人に言われたものです。


ガリ弱中学生、自分の強みをみつける

そんなガリ弱な僕でしたが、体重階級の壁に守られどうにか普通にやっていけていました。

とはいえ全然強くはなかったんですけどね。


日々練習、練習、たまに試合で勝ったり負けたり、また練習、練習、

というサイクルを繰り返していく中で、徐々に自分の強みが分かるようになってきたんです。

具体的には、軽量級なのに身長めちゃデカかったんで良くも悪くも人とは違うスタイルの柔道で勝負していました。

脚が長ければ長いほど強い『内股』っていう柔道技が得意で、低身長の相手にたいしてはかなり有効でしたね。

ただ高身長で重心が高いので、低身長の選手からすれば背負い投げしやすいんですよ。

どんなことも一長一短です。


ガリ弱中学生、引退する

そんなガリ弱中学生も引退の時期に。

三年生の夏の地区大会。
2回戦で負けたんだっけなぁ。

負けたのはたしか相手は強豪校の選手で、開始20秒くらいであっさり投げられて一本負けした覚えがあります。

投げ飛ばされて背中を地面につけ、柔道場の天井を見上げてたら勝手に涙がこぼれました。

好きでも嫌いでもなかった柔道。なんだかんだ頑張っていたんだなぁ自分。


そうしてあっさりと僕の中学3年間の部活動は幕を閉じたのでした。


ガリ弱中学生、黒帯がほしくなる

部活動を引退してから高校受験の勉強がスタート。

部活に比べたら勉強は楽しい方でしたが、なーんか刺激がないというか、
のっぺりした生活に嫌気がさしていました。

そんなとき、ふと

「柔道の黒帯ほしい」

と思いました。

3年間も頑張ってきたのに、カタチとして残らないのは寂しいし、

俺、こんなガリガリだけど柔道の有段者なんだぜ!

って後々言えたらかっこよくね?と思ったのがキッカケ。


引退から2か月後、受験勉強と並行して有段者試験を受けることを決意しました。


ガリ弱中学生、有段者試験でボコボコにされる

今どうなのかはわかりませんが、僕が受けていた当時、柔道の有段者になるためには

・1級の資格を持つ選手に試合で5回勝つ
・型(演武みたいなやつ)に合格する

という条件がありました。

「型」は覚えるだけなのでいいとして、問題は試合の方です。

5回勝たなければいけない。しかも無差別階級で。

これは相当キツかった。無差別階級なんてあきらかに軽量級は不利だし、相手の年齢だって中学生だけじゃない。

むしろ高校生・大学生とかが多かったくらい。

軽量級でまぁまぁ弱かった僕が無差別階級で勝てる訳がありません。

初めて受けに行ったときは1回も勝てずに半泣きで帰ることになりました。


ガリ弱中学生、警察官をなげとばして柔道有段者になる

それからというもの引退した身ですが顧問の先生にお願いして、現役選手と張り合うくらい練習に参加するようになりました。

もちろん受験生なので、練習終わりに疲れた身体にムチを打って塾に行く生活。

今思えばストイックだなぁと思いますが、当時はなんだか楽しかったんですよね。

高校受験と柔道初段という2つの目標に挑戦。どっちも達成出来たらカッコいいじゃないですか。


そんな感じで練習と勉強を続け、卒業間近の2月。

試験はもう6回目とかそのくらい。

徐々に勝てるようになってきていて、あと1回勝てば合格という状況。


目の前の相手は警察官でした。

あー終わったww 

絶望でしかありませんでしたが、そのとき今まで頑張ってきたこと、引退試合で負けた時の悔しさが急に込み上がってきて、

絶対ぶん投げてやる…!

そう自分を奮い立たせました。

結果は、、



一本勝ち。

得意の内股という技で。

ついに柔道初段の試験に合格することが出来ました。


おわりに

当時を振り返りながら綴っていたので、脈略がない文章になってしまいました。

思い出していて

中学生のころの自分、やるじゃん

って感じましたね。


自分の力で難しいことに立ち向かっていく辛さ、達成出来たことの喜び。

今の自分を形づくる貴重な経験。

あのとき頑張ってよかったなぁ。


それじゃあまた!

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