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二回目のアテンドに行ってきました!

先日、前回と同様にガイドの方と二人で二回目のアテンドに行ってきました。

今回のゲストは、スペインから来た仲の良い4人家族でした。日本のアニメが大好きな兄弟で、特にMarvelが好きな弟くんと話が合いました!

この日は浅草からスタート。仲見世通りや大きな提灯などを見て楽しんだ後、渋谷に向かいました。電車に乗るとき、弟くんが中に来ていた服が可愛かったので写真を撮らせてもらいました。

そう、忍者です!このスペインから来た忍者、トイレをする時にとても大変そうにしていました。スマートなイメージの忍者ですが、全て上手くはいかないようです。

忍者の意外な弱点を知った後、電車の中では弟くんとMarvelの話をしたり、お姉ちゃんとアニメの話をしたり、皆で色々な話をしていました。アニメはどうやって見ているのか聞くと日本語音声、スペイン語字幕でアニメを見られるサイトがあって、そこでよく見ると言っていました。話を聞いていると子供の頃にお父さんはマジンガーZ、お母さんはセーラームーンを見ていたらしく、両親から日本のアニメの英才教育が施されていたようです。言語も文化も違えど「アニメ」だけでこんなに話せて繋がれるなんて改めて日本のアニメ、漫画は偉大だな、と感じました。

話しているうちにあっという間に渋谷に到着。着いたのは12時半ごろでまだご飯を食べる予定ではなかったのですが、弟くんがよく食べるらしくお腹が空いたと言っていたので急遽てんやへ。確かに、弟くんは定期的にお腹が空いたと言っていました。一般的に、1日の食事の中で昼ご飯がメインのスペイン人。そのせいかよく食べていました。とにかく、美味しいと喜んでくれてよかったです。

次はゲストが行きたいと言っていたハリネズミカフェに行く前にキディランドへ。何か喜んでもらえるものがあったらいいな、と思い行ったのですが大当たりでした。ポケモン、ジブリ、Marvel、Fortniteなど…。日本のアニメなどに興味がある観光者にはぴったりの場所です。
キディランドを出て、希望通りハリネズミカフェへ。僕もハリネズミカフェや猫カフェなど、そういう類のカフェには行ったことがなかったのでどんな感じなのか想像もできませんでした。
そのカフェには観光客を中心に多くの人が訪れていました。奥へ向かうとなんとも可愛らしいハリネズミがいっぱい!

「わあ、すごい数のハリネズミがいるな」と思いましたが当たり前ですね、そういうカフェなのですから。

店員さんから様々な説明を聞き終わり、持ち上げてみるとかなり軽い。ゲストも、可愛い〜と大喜びでした。持ち上げると腕の方まで登って来る元気なハリネズミもいる一方で、微動だにしないハリネズミもいました。どうしたのかな、と見てみるとぐっすり眠っていたのです。

お休みゾーンにいるハリネズミと時間で入れ替わってるとはいえ、一日中多くの人に触られて疲れ切っていたのでしょう。起きてるハリネズミの顔を見ると同じように疲れているように見えて、目も開いているんだか開いていないんだか分からない状態でした。疲れて寝ていたハリネズミたちを起こしてしまったのか、と思うとなんだか申し訳なくなったのでソフトに撫でました。

複雑な心中でしたがゲストも楽しんでいましたし、動物カフェというものを実際に経験することができて良かったです。

竹下通りも歩きました。その時お母さんが「ここは情報量が多いね」と驚いていました。確かに、至るところにお店の看板が出ていて文字ばかり。特にスペインの小さな町から来た彼らからすれば、違和感でしかないはずです。

最後はアニメ好きの聖地、秋葉原へ。アニメ好きの彼らは、ずっとキョロキョロしていました。ドラゴンボールが好きな弟くんはベジータのフィギュアを、初音ミクが好きなお姉ちゃんは初音ミクのフィギュアを買っていました。

その足でドンキホーテにも行きました。お母さんが買い物をしている間、待っている組でクレーンゲームのフロアへ。兄弟2人ともクレーンゲームに興味津々でした。好きなキャラクターのフィギュアを狙ってチャレンジしていましたが、取れず。クレーンゲームの難しさを知ったようです。

ドンキーホーテには他にも、観光者を惹きつけるものがあります。例えばこんなもの。

耳がぴょんぴょんなるあれです。弟くんは嬉しそうにぴょんぴょんやっていました。コスプレにも少し興味があるというお姉ちゃんは衣装を見ていて、お母さんは制服の衣装を見てセーラームーンだね、と言っていました。この強そうなお母さんがセーラームーンに加わってくれれば、きっと心強いでしょう。

お母さんはエスカレーターで下へ降りる度にスマホグッズなどを手に取り、最終的にカゴは一杯に。その後ドンキーホーテを出て、秋葉原でお別れしました。

二回目のアテンドは、前回と違って家族のアテンドだったので、賑やかさや接し方など少し違う部分はありましたが、もう一人のガイドの方に助けてもらいながら基本的に問題無く進めることができましたし、ゲストの方々に楽しんでもらえたようだったので良かったです。

今回のアテンドで気がついたのは大人に比べると子供が話すスペイン語は聞き取りにくい、ということです。

大人は僕たちに配慮してゆっくり話してくれるけど、子供はあまり制御しないから単純に速い、ということやスペイン語自体がそうなのですが、単語と単語を繋げて発音するので切れ目がないように聞こえるから理解しにくいところがありました。同行していたガイドの方も同じようにそう思われたそうなので、僕だけではなかったようです。

日本人にも早口だったり滑舌が悪かったりで何を言っているのか聞き取りづらい子供はいるので、スペイン人に限った話ではないと思いますが、今回、初めてスペイン人の子供と話してみてそういった印象を受けました。

また、↑この二人がいてくれたおかげで前回よりも会話の量が増えたと思います。最初の方は少し緊張した様子でしたが、時間が経つにつれ慣れてきて、話していてとても楽しかったです。当たり前のことですが幅広く、深く会話をするためにはもっと単語を知る必要があると感じたので、その部分はこの先の課題です。

今回のようにスペイン語で一日を過ごすとなると自ずと頭は常にスペイン語モードになっているので、店員さんにお礼を言おうとした時に「Grac…ありがとうございます」と半分くらい出かけました。半日だけでも自然に出かけたので、外国語に浸かることはとても効率的な方法なのだな、と改めて実感しました。

色々ありましたが今回も実りの多いアテンドだったと思います。この家族はもう少し日本に滞在されるそうなので、充実した旅になることを願っています。

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