見出し画像

「きみたちのレポートはゴミ」と言った教授の真意

#大学 #レポート #単位 #教授

大学に入学したばかりの頃、シラバスを見て気になった一般教養科目があったので、ふらふらっと寄ってみた授業が非常に面白かった。その講義で教授が最初に言った一言がこれである。

「きみたち学生の書くレポートなんて、所詮ゴミみたいなモンだから…」

酷いことを言うモンだ。もっと学生一人一人の個性を尊重してほしいものだと思い、席を立ちかけたのだが、なんとなく気になったので続きを聞いてみた。

「いいかい。レポートにどれだけいいことを書いていても、学生が簡単に思いつくことは、既に誰かが言っていて論文にしていることが多いんだ。だから、事前に文献を調べて、誰かが指摘した事実であれば、それを引用しておくことが大事なんだ。その上で自分の論を展開してはじめて、自分の論が認められるんだ。」

なるほど、イイことを言うものである。それ以来、レポートを書く際には、とりあえず類似する論を調べて引用するという癖がつくようになった。まあ、そうした過去の類似する論というものは、研究を進めると、時として「仮想敵国」となるので、「ゆうまさんは誰と戦ってるんですか?」と聞かれることも多いのだが。。。

ちなみに、文献を引用するお作法については、google大先生が幾らでも教えてくれるのだが、例えば、以下のようなサイトを参考にすると良いと思うので、引用してみる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?