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【本気の観光】ウィーン27時間チャレンジしてきた

マルタ島でインターン中のカセユマです。
せっかくヨーロッパにいるんだし、他のヨーロッパの国へのアクセスの良さを存分に満喫したい!と思い、週末に弾丸ウィーン旅行をしてきました!
9時に空港到着、翌日の13時に飛ぶという超、弾丸旅行です。ですが、ウィーンの主要スポットはすべて回りきることができました!

というわけで今回は、私のウィーン27時間チャレンジのレポートを書こうと思います。

9時。空港到着。電車でシェーンブルン宮殿へ。

ハプスブルク家の夏の離宮。世界遺産。オフシーズンとはいえ同じ方向に歩いている観光客がちらほらいたので、簡単に行くことができました。

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派手ではない、シンプルなお屋敷。黄色い壁がかわいい。

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オフシーズンは無料でいける庭園へ。丘を登りグロリエッテへ。

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シェーンブルン宮殿を見下ろし、遠くに見えるウィーンの街並みを望む。結構きつかったけど、上った甲斐あり。

電車で移動して市の中心部へ。リングシュトラーセ(城壁が取り壊されて作られた環状道路)沿いの駅、Karlsplatzで下車。

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地上に出ると旧駅が。淡い緑がかわいらしい。日本のウィーン・モダン展で、ウィーンの街作りに関する動画を観たときにも紹介されていました。

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少し歩いてホテルザッハーへ。道中に国立オペラ劇場がありました。

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ホテル併設のカフェ、カフェザッハーで、元祖ザッハトルテを注文。ウィーンといえばメランジェ。日本ではウィンナーコーヒーと呼ばれるコーヒーとは少しちがくて、コーヒーに泡立てたミルクを入れて、その上にホイップクリームが乗っています。

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すぐ裏手にあるカフェモーツァルトへ。名作『第3の男』の舞台にもなった老舗カフェです。冬なのでテラス席が出ておらず、映画の雰囲気とは少し違いました。

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移動してアルベルティーナ美術館へ。階段アートを写真に収める。

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移動してヨーゼフ二世像のある広場へ。あった!『第三の男』の舞台になった像です。感動。

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広場にあるアウグスティーナ教会へ。白くて明るい、でもゴシック調の教会。マリア・テレジアやナポレオンが結婚式を挙げた教会です。

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同じく広場から入ることができる国立図書館へ。世界一美しい図書館といわれるだけあって、豪華な天井を拝むことができました。とてもこじんまりとしているのでこれに7€は高すぎる気も・・・

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移動してホーフブルク宮殿へ。とてもコンパクト。やはりハプスブルク家の紋章、鷲のマークがあります。

中に入って生きたい気持ちを抑えて、旧市街地の方向へ。

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旧皇室御用達洋菓子店デーメルへ。ホテルザッハーと、どっちがザッハトルテの本家か争ったんですって。というわけでザッハトルテを注文。ホテルザッハーのザッハトルテのほうが好きでした。

いよいよホーフブルク宮殿の中へ!宮殿を抜けて、美術史美術館へ向かいます。

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途中でモーツァルト像を観るため遠回り。堂々とした像でした。

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美術館の前のマリア・テレジア像。16人の子供をもうけ次々と政略結婚を成功させた肝っ玉母ちゃん。威圧感があります。

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美術館に入場。ルーブルやメトロポリタン美術館に比べたら小さな美術館ですが、有名な絵画が何点も飾られています。

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ピーテル・ブリューゲルの『バベルの塔』。塔が傾いて描かれているのには絶対理由がありそう。

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それ以外にもこの部屋にはブリューゲルの作品がたくさん。美術の教科書で見たやつだ・・・!となりました。

ベラスケスの『王女マルガリータの肖像』。スペインの画家の作品がオーストリアにある。婚姻政策の歴史が垣間見える瞬間。

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アルチンボルドの部屋。

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ルーベンスの『毛皮をまとった女』。

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クリムトの壁画も無事みつけることができました。

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美術館併設カフェへ。世界一美しいカフェといわれるだけあって、美術館の豪華な建築と、美しい装飾を眺めながらメランジェをいただくことができました。

4時にしてすでに暗くなりはじめた街を歩きながら、シュテファン寺院の方向へ。街は日が暮れてきて、いっそう盛り上がってきていました。

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クリスマスイルミネーションも一部はじまっています。とてもきれい。

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ネットで見ていたオープンサンドイッチのお店、Trzesniewskiへ。おいしくて感動。

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シュテファン寺院。外見は地味だけど、中は豪華。

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ザ・ゴシック様式。

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周りではクリスマスマーケットが開催されていました。お祭りの雰囲気。わくわくしてしまいました。

移動してシュニッツェルの名店へ。まだ17時台なのに30人くらいの行列。びっくり。

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30分ほど待って入店。巨大なシュニッツェルを楽しみました。

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聖ペーターズ教会へ移動して、夜はコンサート!弦の四重奏。はじめてクラシックコンサートで眠くなりませんでした。バッハ、モーツァルト、シューベルトと、時代によって音楽が変化していく様を感じ取ることができました。

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ホテルは日本のカプセルホテルのような様式。チェックインもチェックアウトも、機械で済ませることができます。快適で感動。9時から21時半まで歩き回って、へとへとになった一日でした。

日曜日は6時45分に起床。飛行機の時間まで、ラストスパートです!

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まずはベルヴェデーレ宮殿へ。早朝なので、地元のランニングをしている人しかいないなか、見事な宮殿をお散歩。

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宮殿前の入り口に、貴族たちの馬車が並び、華やかな舞踏会が催されたかつての雰囲気を想像しながら、写真を撮りました。

テクテク歩いてホーフブルク宮殿へ。今日は王宮礼拝堂で開催される日曜のミサに参列するのです!

このミサ、なんと、演奏はウィーンフィル。合唱はウィーン少年合唱団。これを立ち見なら無料で見れるというあまりに恵まれた経験。

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3年ぶりのミサだったこともあり、終始感動していた一時間半でした。グレゴリオ聖歌は少し退屈だったけれど・・・。

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ミサが終わったあとは、老舗カフェ、カフェツェントラルへ。オーストリアの文豪たちが通いつめたという。

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オーストリアの名物料理、アップルシュトゥルーデルを注文。おいしかった。

空港に到着したのが12時。13時のフライトに無事間に合うことができました。

充実の二日間でした。

やり残したことをあげるとしたら、モーツァルトなどの音楽家の家を訪ねてみたり、有名な建築家フンデルトヴァッサーが建てた芸術的な家を見てみたりしたかったかも。お金があったらオペラも聴いてみたいし、カイザーロールも食べてみたかったです。

ウィーンは何回行っても楽しめそうな気がしました!


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