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今年は育つカモマイルを苦手だけど飲んでみよう!

これまで「カモミール」だと思ってきたが、薬草辞典に「カモマイル」「カミツレ」と書いてあるので、「カモマイル」と書くことにする。
なんだか、こんなことを去年もnoteに書いた気がする。
植物の名前がただ覚えられないだけなのか。

去年の種が残っていたのだろう。
春になってカモマイルが芽吹き始めた。
裏庭の畑に行ったら、カモマイルの花が咲いていた。
鉢に種を撒いたのは昨年で、とっておいたら芽吹いたので土を入れ替えないで良かったと思っていたところだった。
去年か一昨年に畑にも種を撒いた覚えがあるが、今更芽が出るのかと驚いた。
よもや、今頃に花が咲いているとは。全く気付いていなかった。もしかしたら、種ではなく苗で枯れたと思っていたものが息を吹き返した!なんてこともあるのだろうか。本当にカモマイルなのかと疑って、ネットで何度も画像を検索してしまった。薬草辞典には群れた様子で写真が載っていたので、一つの花の形まではわからなかったのだ。
しかし、辞典にはカモマイルは5月頃に花が咲く(3月頃から咲き始めるものもある)としっかり書いてあった。
気の早いカモマイル。どうせなら群れて咲いてほしかった。
一株だけかと思いつつ、昨年までどうやっても芽吹かなかったのだから、うちの土地でも花が咲くとわかっただけでも御の字だ。少しでも楽しめるならよしとしようと思う。

本当なら、カモマイルは群れで咲いていたら、軟膏にすることも考えていた。

【カモマイル軟膏の作り方】
①ドライカモマイル(花のみ)の分量を量り、耐熱容器に入れて例えば20gであれば100mlの植物油を加える
②棒で混ぜながら湯煎する
③2時間くらい湯煎したら、ガーゼをかぶせた器に開ける
④ガーゼでよく絞り、清潔な瓶に移す
⑤④25mlと蜜ろう5gを耐熱容器に入れ湯煎し、混ぜながら溶かす
⑥溶けきったら、保存容器に移して出来上がり

まだ、ドクダミとスギナのチンキすら作ってみていないのに、いきなり育ってもいないカモマイルの軟膏に手を出そうというのは叶わぬ夢であった。

蜜蝋は調べたら、国産でもそれほど高いものではない。手作りキャンドルや、石鹸、ハンドクリームなどに利用される。大量に作ろうと思えば買った方が安いかもしれないが、ハンドクリームなどの軟膏ならそれほどの量はいらない。ハンドクリームだけ作る用途であれば、我が家のカモマイルの量では100gは持て余してしまうだろう。

カモマイルはでよく知られる効能は、安眠効果だと思う。
しかし、それは医学的根拠に基づかないといつかネット記事で読んだことがある。
抗炎症作用や鎮痛効果があるらしい。風邪をひいたときに良いそうだ。ひかなくても予防になる。口内炎に効く。しかし、妊婦に服用はすすめられないということだから、合わない人に合わないかもしれない。
昨年までカモミール(カモマイル)のハーブティーをわざわざ買って飲んでいたから、味は苦手だが、体質に合わないことはないとわかっている。
しかし、あったらいいなと思っていた安眠効果は確かに私にはなかった。

もうカモマイルはいいやと昨年で諦めていたのに、今更育つとは。
とりあえず、花を摘んで干してみている。
誰に強要されたわけでもないのに、乾燥したら飲まなければならないという義務感に駆られている。




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