ごきぶりよけの「アロマティカス」を買ってみたら
アロマティカスはお手頃
蚊遣り草はお値段が少し高いなと思っていた。
ゴキブリ除けになるというアロマティカスがあると知り、Amazonで検索してみたら、こちらも少し躊躇するお値段だった。
それでも諦めきれず、ネットフリマを見てみてたら、根がついてないアロマティカスが400円台で売られていた。
送料込み。挿し木で増えるというし、買うしかない。
順調に生育しているかはまだわからないが、枯れてはいないので、このまま我が家の庭で繁殖してくれないかと日々ワクワクしていた。
ところが。
ホームセンターのDCM（ダイキ）に200円台で売られているのを昨日見つけてしまったのである。
しかも根つき。
フリマで買った枝は多かったので満足はしている。
しかし、根がついていた方が繁殖する可能性は大きいのではないか。
葛藤したが、一株も買わなかった。
既にうちにあるアロマティカスの生命力を信じよう。
足湯で温浴
3月に買った植物の中で、一番元気なのはクチナシである。
毎日つぼみがついて、鉢いっぱいの花を咲かせている。
せっかくいろんな薬効のある花なので、何かに使いたいと思っていたがなかなか手が出ず、枯れたら花芽をきって朽ちるに任せていた。
そして、久しぶりに晴れた昨日一昨日になってようやく、他の薬効のある草花と一緒に温浴に使ってみようと思いたった。
とはいえ、毎日湯船を浸かる習慣のない現代人。ほとんどシャワーで済ませている。
思いついたのもシャワーを浴びた後だったので、足湯にしてみようと準備したら、まだ熱湯段階で母が足を洗面器につけてしまった。
「痛い。熱い。火傷する」
と怒られた。
また、わざわざ乾燥させたものをティーパックにいれたけれど、使用後はお湯を庭に撒いたので、ティーパックはむしろ邪魔だった。そのためにゴミ箱に捨てなければならなくなった。
お湯の中に直接植物を浮かべればよかった。
そして、温度を確かめてから足湯を提供しなければいけなかった。
次からはそうしよう。そして自分の分も用意しようと思う。
猫と野草
雨が1週間近く続いた間、庭のことをほとんどしていなかった。
朝10時から洗濯物を干して、庭作業をしていたら、家の中に戻った時には午後1時過ぎになっていた。
猫には午前5時にご飯をあげたが、人間の私は朝ごはんを食べておらず、薬も飲んでいなかった。お菓子をつまんで、薬を飲んで、薬草茶を作って、温浴用のパックを分けて、出来上がったドライフードを袋に入れて、もう一度庭に水やりに行ったところ、猫が脱走、家族に猫を連れ戻してもらい、猫を拭いて、自分がシャワーを浴びたりしていたら、もう午後3時を過ぎている。
1日はあっという間だ。
鼻炎で結膜炎の猫に1日6回目薬をささなければならないというのに、15時までにまだたった1回。そのたった1回で怒る猫。
そのくせ、ご機嫌取りの薬入りウェットフードに味をしめて、もっとくれとごはんの場所でじいっと訴えて待っている。
そういえば、そのウェットフードはほうれん草入りと書いてあった。あるいは緑茶成分入りと書いてあるウェットフードを与えたこともある。
魚を買ってきて、庭のほうれん草や野草と混ぜたらキャットフードしか食べないセミ猫も食べるのだろうか。
この間、トンボ猫が美味しそうに魚を食べていたらつられてセミ猫も食べたので、数日後にまた魚をあげてみたら（ちゃんと焼いて骨をとって身をほぐした）、食べなかった。
この間は、ほんのきまぐれで気が向いただけらしい。
片方のトンボ猫だけ実験台にして手作りごはんを与えてみるのは気が引ける。
また動物にあげていい野草の知識もない。
とりあえず、売ってあるものに入っているならほうれん草はいいに違いない。しっかり灰汁をとって、くたくたにして刻んでゆでた鶏肉とか白身魚に混ぜて提供してみたい。
猫たちの誕生日は過ぎてしまったので、人間の自分の誕生日にそんな猫用手作りケーキを作ってみるのもいいだろう。
猫も人間も薬草で寛解しよう
薬草のことを調べ始めたら、園芸療法に興味が湧いてきた。
患者は自分。あるいは、猫も窓から眺めているので、猫にいい庭づくりにも興味がある。
猫と園芸は相性が悪い。猫が中毒を起こす植物がたくさんあって、なかなか家の中に花を飾れない。
おまけに庭に猫が複数やってきて、セミ猫はそれを見つけると、家中の扉を確認して開けられる扉をガラッと開けて脱走してしまう。
網戸にしてうっかり部屋の空気の入れ替えもできない。
けれども、庭によその猫がしょっちゅうやってくるということは、猫にも平気な空間があるのかもしれない。猫が好きな植物もきっとあるだろう。
脱走させないようにしながら、万が一脱走しても、なるべく猫に危なくない植物を育てたい。そして、窓辺の猫の目を楽しませてくれる鉢植えを窓の外に飾るのだ。
正直、まだまだうちの庭は手に負えていない。
散らかっている。でも、少しずつマシな空間を増やしていきたい。
一気に3時間以上も頑張って手入れするんじゃなくて、少しずつ庭を改善していこう。
とにかくくたびれた。この疲れは、庭で採ってきた薬草茶を飲んで、薬湯で足湯して癒すとしよう。
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