見出し画像

協調ってそんなに大事かな?

とうとう与野党まで協調しなければいけない時代になったようです。

協調とは?
異なった環境や立場に存ずる複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する性質。
Wikipediaより

もう20年以上前のことです。わたしが子どもの頃、協調性が大事だと世間で言われていました。学校の先生が言ったわけではなく、協調性があるとかないとか他人を批評する時代だったのです。
学校では多様性とか個性を大事にしましょうと言われました。

みんなちがってみんないい。
ぞうさん、ぞうさん、おはながながいのね。

金子みすずさんやまどみちおさんの詩を学校ではまだ習うのでしょうか。

一つの目標を同じくするっていうことはあるのだと思います。
国会議員などは大きくいえば、日本という国を作り、世界の平和に資する行いをすることが仕事なのでしょう。

しかし、そのために互いに助けあったり、譲り合ったりする必要があるのでしょうか。

年末の臨時国会では宗教に関する一つの法案が焦点の一つになっていました。
個人的には法案を成立させたかったのは野党であって、与党は世間の突き上げを食らっただけと思うのですが、どうなんでしょう。

私の認識では与党はその問題を放置してきたか助長してきた加害者で、いつの間にか問題に立ち向かうために共闘しなければならないという風潮に変わったようで違和感があります。

同じ問題に取り組む時に、一緒に一つの鉛筆を持つ必要があるのでしょうか。
それぞれ違うアプローチで解いてはいけないのでしょうか。

ましてや記述なら自分ならこう解くとか意見を戦わせませんか。共に戦わず、互いに競って結果よりよいものが出来上がればいいなと思います。

どちらか一方の答えに決めて譲らなければならないなどとだれが決めたのでしょうか。

子どもの時から、先生や学級委員も言っていないのに、誰かが言い出す協調性という言葉がなんとなく嫌いです。
批判するな、喧嘩するな、そんなことを言いながら、協調するとかしないとか他人を一番批判しているのはその人たちではないかという気がするのです。

それが世論だったりするのでしょうか。

よろしければサポートお願いします。いただいたものはクリエーター活動の費用にさせていただきます。