俳句10句よんでみた part.69 「夏の夕」
トレニアの成長が違うなぁと思っていたら、裏庭に予期せず、トレニアの芽が出ていました。花が咲くまで雑草に紛れて気づきませんでした。種をまいたのか、去年の花のこぼれ種なのか分かりません。もしかしたら、雑草と間違えて、これまでに抜いてしまった株もたくさんあるのかもしれません。
地植えで種から育つなら、来年は苗を買う必要はないですね。裏庭は雑草だらけのまま、父がいろいろ種をまいているので、もう少し成長したら、裏庭のトレニアも前庭に植え替えようと思っています。しかし惜しいのは、裏庭の方が見通しが良く、夕暮れによく草花が映えると言うことです。
とれた野菜は食べきれず、いっそ花畑にすればいいのになと思ってしまいます。ポタジェにするには広すぎるので、薬草ガーデンを目論んだのですが、なかなかうまくいきません。
今回のテーマは「夏の夕」です。
文字で使いやすい季語だと思ったのですが、そうでもなかったですね。私にとって使いやすい季語というのがそもそもないのかもしれません。
思い出したのですが、もしかしたら私は夏に俳句を作るのが苦手かもしれません。秋になったらもう少し楽に詠めるようになるのではないかと期待しています。
夏の夕窓辺で赤き塩むすび
夏の夕蛇口で水飲む猫のいて
夏の暮れ峠の道に猫の坐す
夏の夕レンタルガーデン出初の日
コンクリートブロック湿る夏の夕
御簾垣の陰に鉢植え夏夕べ
夏の夕野菜焦がしめ塩胡椒
夏の夕梅の実赤く映えるかな
夏夕べ支柱幾本抜く庭か
抜き草を猫の土産に夏夕べ
閉店の看板に雨夏夕べ
駅前シャッター街一人夏夕べ
生え残る草草のあり夏夕べ
夏の夕カフェプレートに苺あり
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