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【お酒と世界】グレーテルのかまどを見て、バーンブラックに憧れる ~朝ごはん part.47~

寒くなってまいりました。石油の値段が上がっているそうですね。冬の電気代が我が家は毎年2万円超えているそうです。今年はどこの家庭の暖房費が上がりに上がることでしょう。

11月には、noteを始めて1年になります。確認したところ、これで記念すべき?507本目の記事になります。

私がnoteで読んでいる多くの記事がエッセイや日記で、特に猫と鳥とレシピ記事を読んでいます。

猫は私も自分の猫様を紹介させてもらっているのですが、noteのレシピ記事は参考にしているにも関わらず、つい工程をすっとばしたりしてしまうので、似ても似つかないものになり、さすがに申し訳なくてnoteで書けません。いつか自信を持って、「作りましたよ!こんなにきれいにできました。美味しかったです」とどなたかに報告したいものです。

現状では、無精の私にははるか遠い目標です。

1.バーンブラックってなに?

先日、NHK教育テレビの「グレーテルのかまど」というお菓子作りの番組で作りたいものを見つけてしまいました。

その名も”バーンブラック”。

ケルト民族所縁ゆかりのハロウィンに出されるおやつだそうです。

私はケルトに詳しくないのですが、ケルト民族が好きな人が何だか好きです。ケルト民族の出てくるライトノベルを子どもの頃読んでいて、神話?もいくつか買って読みました。もう内容覚えていませんけど。

グレーテルのかまどで紹介されていたのは、中でもアイルランドのケルト神話でした。キリスト今日が覆いかぶさるにつれ、土着の文化としてのケルト神話もすこしずつ消えていったそうですが、宗教というのはそういう風に変遷を繰り返して再生したりするものですよね。

2.ホームベーカリーで楽にバーンブラックを作りたい

グレーテルのかまどのHPを開いてレシピを見てもらえればわかるのですが、料理がうまくない人間にとってはなかなかハードルが高いです。かといってその辺のパン屋さんには売っていないし、どうしても食べてみたい・・・ということで、とりあえずネットで他のバーンブラックのレシピを調べてバーンブラックをホームベーカリーで作ってみました。

何度もHBを開けて分量を調節したので、参考にしないでください。

【材料と作り方】

・牛乳275g・強力粉430g・きび砂糖30g・塩2つまみ・ドライイースト4~6g・バター55g・シナモンパウダー小さじ1/2・ナツメグ小さじ1/2・濃い目の紅茶(ダージリン使用)100~120cc・ブロック状に切った梨の紅茶はちみつ漬け100~150g

梨以外すべてHBに投入し、HBメニューの1の食パンで焼きます。途中トッピング投入して良いですよ~とぴいぴい鳴ると思いますので、そこで梨を放り入れます。

そして、焼けたのがこんな感じです!

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お~!ちゃんと焼けました!水分が多すぎて無理かと諦めかけていました。それだけで感動だったのに、シナモンとナツメグと紅茶が渾然一体となって、何だか良い香りがする気がします。

切ってみると?切りにくいほどふわふわだなあ。中に空気が入りすぎたのか、切ると穴がポコポコ空いていましたが、悪くないです。

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レーズンが私の軟弱胃腸では消化できないので、梨にしたのですが、結果甘くならずに良い感じになりました。ウィスキーは?クローブは?卵は?ショートニングは?ジンジャーは?といろいろ無い材料が気になると思いますがそんなに液体をべしゃべしゃ入れてまとまる気がしなかったのです。実際結構下の方に水分が溜まっていました。

スパイスもそんなに買っても使いきれません。ネットにはスパイスがナツメグ、シナモンだけのレシピもありました。

せっかくなので、ベーコンエッグを挟んでバターで焼いてみました!外側こんがり、中がふんわりでこれは美味しい!梨って案外肉に合うんですよね~。

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市販の海老のスープを付けたのですが、これはカボチャの方が良かったです。無塩バターでパンを焼いたので、市販のスープは濃い油が気になってしまいます。

ほかほかのカボチャを丁寧に裏ごしした牛乳でスープ。隣にはバターで焼いただけのバーンブラック。それに紅茶。

私のハロウィンはこれで良いかもしれません。バーンブラック、まだ梨もあるので、2つくらい作って冷凍します!

でも、私がもし胃腸がこんなに軟弱ではなかったら、これはウィスキーが合うパン(お菓子じゃなくてパンになりました)だなあと思います。和梨だから、焼酎ですね。焼酎とバーンブラックの組み合わせをぜひ世界に流行らせたい!

3.バーンブラックと米焼酎をロシアに届けたい

日本ではここ2年の間でも特にコロナが落ち着いてきました。しかし、世界ではまだまだコロナについて心配なニュースが続いています。

特に昨日のニュースではロシアが気になりました。

ロシアの1日のコロナ死者が1000人超え。ワクチン接種率は30数%です。ワクチン接種が進まないとありますが、接種率の高いイギリスも今1日の死者が200人程度です。感染者は4万人超えで、日本の何十倍になります。日本だったら医療崩壊の数値ですね。

なぜ海外はマスクしないのか?お国柄はもちろんあると思いますが、マスクも無料じゃないというのも関係しないでしょうか。日本は言われたらゴミ袋も有料で粛々と買いますが、貧しい人がゴミ袋やマスクを買えるのか?ということですね。それも家族全員分を毎日使い捨てで。そうやって、マスクをしない(できない)一定層の人がいると、真似してマスクしない人も増えそうですよね。ロシアはモスクワなど一部地域ではマスクしないと罰金だということですが、マスクを最低限しか買えない、さらにマスクしないと罰金なら貧しい人はますます出かけられなくなりますね。無料でマスク配布とかあったりするんでしょうか。

ロシアはそれでなくとも寒い地域です。寒すぎてウィルスが繁殖せず、風邪もほぼないと聞いたことがありましたが、コロナウィルスは暑さにも寒さにも強い。なんなら湿気が少し苦手なくらい?という感じです。

ロシアは寒さをしのぐためか、お酒を飲む人が多いと聞きます。冬は外にいたら凍死しそうな気温ですから、さもありなんと思います。

度数の高いウォッカやウィスキーなどのお酒を好んで飲むというのも聞いたことがあります。常用酒としてはあまりに度数の高いお酒ですね。安酒を求めて食用でないものでつくった密造酒を飲んでの死亡事故もあるというニュースも見ました。

そういうニュースを見るにつけ、子供の頃から思っていたのですが、ロシアでもっと焼酎を広められないですかね。

お酒自体中毒性が高いので、少しくらい安くて体に影響の少ない酒になっても変わらないかもしれません。しかし、焼酎は比較的ご飯に合うお酒ですからね。ご飯を食べれば少しは健康的です。日本酒より安価で腐らず、ワインより度数も高く悪酔いしにくいです。

ロシアは魚介も食べますし、焼酎は匂いが気になるかもしれませんが、魚料理なら使えないこともないと思います。砂糖を加える必要もない。

以前、私は蔵元の多い場所で生まれ育ったというのを書きました(蔵元とは全く関わりのない庶民です)。

甘い梨の入ったバーンブラックを食べながら、日本の料理と焼酎という組み合わせなら受け入れがたくても、バーンブラックのようなパンと焼酎ならロシアにどうかなと思い起こしました。

お酒が適量ですめばそれに越したことはありませんが、寒くて耐えられないというなら比較的安価な焼酎を日常酒にできませんかね。

焼酎といえば大体25度が多いですが、40度超えもざらにあり、米条虫は5000円以内で買えてしまいます。

例えば、地元の名を冠したこれです。

41度です。日常酒には少しお高いかなと思いますが、ウォッカは500mlや750mlくらいで1000円台程度。一方焼酎は1.8Lで3000円台。まあ、比較してみると値段あんまり変わりませんが、ロシア用に比較的安い焼酎を集められたらよいですよね。もちろん、美味しい方が良いですけど。

酒は大昔から船で輸送をされてきましたので、比較的輸送費も関わらないのでは?と素人考えで思っているのですが、どうでしょう。

地元の果物では梨が一番馴染みがあり、梨は水の味焼酎の味という感じがします。一方で、最近では葡萄も多く作られているので、干しブドウにして焼酎につけてパンに練りこんで、そのバーンブラックをお届けしたい。

何の力もない私ですが、そうやって社会に幸せを届ける人が増えたら、素敵だなと思います。他力本願です。

今度は焼酎に紅茶を浸してバーンブラックを作ってみようかなと思っています。要するにウォッカを入れて作るのと同じなわけですが、お酒そのものは飲めなくても少しお酒の入ったパンで身体が温まり、冬を越せる人が増えると良いですね。

おまけ

猫様が阿蘇の噴火ニュースを熱心に見ていました。

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同じ熊本ですが、風向き的に灰は来ません。宮崎の新燃岳の方が灰が届くことがありますかね。

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