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【三選】ズッキーニ大量消費レシピを探す

YouTubeの三國シェフのチャンネルに今年からはまっています。
フランス料理のシェフで、YouTubeではヨーロッパだけでなく世界中の家庭料理のレシピを紹介されています。
フランス料理というと敷居が高いイメージでした。
三國シェフはそれを家庭料理に落とし込まれていて、なおかつ調味料がシンプルなので、胃腸にとても優しそうです。
レシピ本を買って、さあ、毎日三國シェフのレシピを1品は作るぞと意気込んでいたものの、まったくそういう風にはいっていません。

なんですかね。
子どもの頃、ドリルとか問題集とか買ってもらうとやる気になれば1冊終わらせられたじゃないですか。
でも、教科書って何度も読んで全部理解するに至ったためしがないんですよね。問題集なら終わるけど、教科書は終わらないんです。

三國シェフの料理はシンプル(YouTubeで紹介されているものは)です。
動画の中で話されているコツがまるで、先生そのものなんですよね。
レシピ本も肉の焼き方から平たく懇切丁寧に説明されています。
勉強になるんですけど、進まないのは、私が勉強に向いていないからでしょうね。読み始めると楽しいのに、ややもすると、しばらくほったらかしていまいます。

西洋料理といえば、ズッキーニ。
私にとっては、キュウリより食べやすいウリ科の野菜です。
5月のこの季節になると近所の人からたくさんいただきます。
せっかくいただいたものは、消費できないまま腐らせたくありません。

今年はオール三國シェフのレシピでズッキーニを料理してみました。

1.ズッキーニのファルシグラタン

自分で作ったファルシ。一個斜めになってしまいました!

三國シェフのグラタンはこんがりして美味しそうですね!
なんだか見た目が違うのは、技量だけでなく材料を変えてしまったせいでしょうか。
エノキの代わりにぬるま湯で戻した干しキノコ、マッシュルーム、ポルチーニダケ、ヒラタケ、コロラッパタケ(業務スーパーコストコで売られているもの)を入れる予定でしたが、うっかり忘れてしまいました。
KAGOMEのトマトソースがうちになかったので、ホールトマト缶のトマトを玉ねぎと一緒にいためてトマトソースを自分で作りました。
また、家にサラミがなかったので、ロースハムで代用しました。
あっさりした仕上がりになったかもしれません。私は薄味が好きなので、自分好みの味にできて大満足でした。仕上げにオリーブオイルとドライハーブをかけました。

2.ズッキーニのグラタン

見た目だけならドフィア風っぽいです。
しかし、工程がまるで違います。このキノコは湯で戻す前。
こうして。
こうなって、
その前にベシャメルソースで。
鶏肉を入れ忘れ。
チーズをかけて焼きました。

これは見た目だけ借りて作ったまったく別料理です。
ファルシで玉ねぎと炒めたトマトソースが残り、ズッキーニもまだあったので、三國シェフが別のグラタンを作っていたことを思い出して、作りました。
トマトソースを敷き、その上に戻したキノコたち、生クリームの代わりに薄力粉をバターで炒め牛乳を加え、ベシャメルソースを作りました。味付けはウェイパーを使いました。そして、トマトソースとキノコの上に、ベシャメルソースをかけ、その上に輪切りにしたズッキーニを並べてチーズをかけてオーブンで焼いたのです。
魚焼きグリルで鶏もも肉を焼いていて、それをグラタンに入れる予定だったのをすっかり忘れてしまいました。
しょうがないので、ファルシを食べる時に隣に添えました。

3.野菜のピクルス


浸かるとラディッシュの色が抜けて全体がピンクに。
ぎゅうぎゅう詰め。


「夏です。夏はピクルスを作りましょう」
ピクルスの動画の冒頭で三國シェフがこうおっしゃっていたので、なんだかこれから毎年家の庭で採れた野菜でピクルスを作らなければならないような気持ちです。
三國シェフは動画でキュウリを使われていました。うちにも植えてありますが、5月はまだ収穫できていません。代わりにズッキーニを使いました。
ラディッシュは日にちが経つと酢で色落ちしてしまいます。
しかし、そのラディッシュの赤が綺麗です。
見た目が本当にお洒落で感動しました。
透明の瓶詰ってなんでも美味しそうに見せる魔法がかかっていますね。
瓶にとにかくぎゅうぎゅうに詰めるのが綺麗に見えるコツのようです。

夏野菜のある暮らし


ご近所の方から、ズッキーニ、レタス、ニンニク、たまねぎと家で消費するのに十分な野菜をいただきました。さすが、プロの野菜は見た目が綺麗です。
比べて、うちの野菜は貧相です。
やせこけた人参、育ちすぎて歪な楕円をしたラディッシュ、野生化した大葉、やっと一つだけ収穫できた小さいかぶ
それぞれたった二つか三つくらいの量を収穫するのを、日々億劫がっている自分に呆れてしまいます。
でも、ほんのちょっとだけ、採るから楽しみになっている部分もあります。
食べられる量を毎日新鮮にいただくのです。
見た目は悪くても、うちで健康に育った野菜だと思えば不格好さにも愛着が湧くじゃないですか。
人参は固くて筋張っていて食べられませんでしたが、畑の土に還すのも惜しいような気がするのです。

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