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いい質問ってなに

こんにちは!

今回はタイトルにもある通り

良い質問とは何か

について自分なりに最近腑に落ちたというか

すごく納得できたことがあったのでまとめていければと思います。

学生時代は質問をしない?

まずは、少し本題とはずれますが、
そもそも質問を行うこと自体、大学生まではなかなか行わないのでは?

と思われている方がいるかもしれません。

実際
僕自身もここまで質問を考えなければならないなと感じ始めたのは大学院生になってからでした。

今回まとめるような話を僕が実際に指導している予備校生に話したところいまいちピンと来ていない。イメージができていないのが現状でした。
(そもそも自分が話したいから話すなというわけですが、、、)

しかし、振り返ると「いい質問」というのは、
このnoteで中心にまとめているコーチングにもつながる部分があり、

コーチングに関わらず人間関係などを円満に進めていく。
コミュニケーションをうまく行うためには必須のスキルであるように感じています。

だからというわけではありませんし、
ここに記載しているということが必ず正解というわけではありませんが、

1つの知識として自分の日常やコーチング場面に活かしていただければと思います。

僕が思っていたいい質問とは

それでは早速本題に

皆さんは「いい質問」と聞くとどのようなイメージを持たれますでしょうか。

僕自身は大学院生になってから特に意識しだしたこともあり、
「いい質問」そもそも質問をすることが、自分よりもその分野に関して知識が深い人(先輩や先生)などに行うものだと考えていたので

そのことから「いい質問」というのは、自分自身の学びを深める。
その場にいる参加者などの議論が深まるようなことがいい質問ではないか。
と考えていました

この考えもそこまで的外れではないものの、
腑に落ちるかという視点で見た際に、なんとなく納得いかず、モヤモヤする感じが自分の中にありました。

このようなことも、もちろん「いい質問」の1要因ではあるものの

このことばかりを質問しようとすると
中々、質問自体をすることが難しくなってしまうのではないかと感じます。

良い質問とは

それではいい質問とはどういった質問なのでしょうか。

それは

相手の言いたいことを聞く。自分の聞きたいことを聞く

この両者がそろったときに「いい質問」になるのではないか。と思います。

自分の聞きたいことを聞く

というのは、
講習会や授業などで話を聞く際に、自身が疑問に思ったことなどを聞くことで完結すると思います。

講習会や授業などにおいては、基本的に話してくださる方は、先生などの立場にあることが多いため、このような視点で質問することで、自身の疑問が解消されたり、場合によってはその質問を皮切りに議論が発展したりするなどして「いい質問」になりうる可能性があります。

しかし、自分が指導者でコーチングをしている場面ではどうでしょうか。

コーチング場面でいい質問を考える

正しい知識。役に立つ知識。|三石 祐馬|note

以前、このようなnoteを投稿しました。

短くすぐ読める記事なのでまだ読まれていない方は、ぜひ読んでいただきたいですし、

もう1度読んでくださった方ももう一度読んでなおかつ、ハートボタンを押すとちょっといいことがあるかもしれないので、ぽちっとお願いします(笑)

コーチング場面で「いい質問」をする。

とはどういうことなのでしょうか。
(この場合「いい発問」の方がしっくりくるのかもしれませんが)

一例をあげると

選手がミスばかりしている場面で自分自身が選手に対してどのようなアプローチをかけるかを想像してもらえるとイメージがわきやすいかもしれません。

ミスばかりする選手に対して

「集中しろ!」と怒ったり即メンバー交代(疲労などによれば適切かもしれませんが)などを行ったとしても本質はなにも解決していないですし、選手もミスをしたくてしている選手はいないと思います。(明らかに手抜きの場合を除く)

「どうした。なにかあったか。」

なども選手側に解答をゆだねてはいるものの、
選手との関係性がきっちり構築されていなければ、なかなか選手のミスの本質には気づくことができないのではないかと思います。

その中で、先ほどの

相手の言いたいことを聞く。自分の聞きたいことを聞く

という姿勢が大切になるのではないかと思います。

繰り返しになりますが、選手自身もミスをしたくてしているわけではなく
何かしらの要因があってミスをしていると思います。

場合によっては選手自身も
「なんで今日こんなにミスするんやろ」
と悩んでいる場合もあるのではないかと思います。

そこで、相手が言いたそうなことを質問(発問)できることで
選手自身も自身を一度客観視することができたり、自分からは言いにくかったことを話しやすくなるのではないかと思います。

指導者自身が選手に対して感じた疑問符を単に投げかけるだけではなく、

選手が何を話したいと思っているのか。話したそうにしているのか。

ということに目を向け、
質問(発問)を行うことも非常に重要になるのではないかと考えました。

そのようなことを続けていくことで選手との関係性も構築されていくのかなと。
(アスリート・センタードコーチング)

まとめ

いかがだったでしょうか。

あくまで僕自身の考えではあり、
僕自身も「いい質問」に正解や不正解はないと思います。

しかし、コーチング場面だけに関わらず、友人づきあいなどの日常場面においても

相手の言いたいことを聞く。自分の聞きたいことを聞く

という姿勢は非常に重要になるのではないかと思います。

相手の言いたいことを聞くためには、また普段とは少し違う見方を持たなければならないですし、すぐに実践できることではないと思います。
(僕自身もこのような話を予備校生にしている時点で…)

少しずつ意識し、「いい質問」ができるように
僕自身もこのマインドを持ちながらコーチングなどを中心に行いながら

自身のコーチングの幅を広げていければと思います!!

それでは〜〜

三石 祐馬



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