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共通テストを終えた受験生へ

昨日13日と本日14日の二日間にかけて、共通テストが行われていたと思います。

自分自身も今でこそ、どっぷりとスポーツの世界に浸かっている身ですが、6年前の高校三年生と5年前の浪人生時代には、共通テスト(旧;センター試験)を受験した受験生でした。(懐かしい…)

恐らく投稿する頃ぐらいには、ある程度解答も公表されており、多くの受験生が自己採点を行っているのはないかと思います。

うまくいった。うまくいかなかった等、色々とあるとは思いますが、共通テストで大学受験に向けた試験が最後の試験となる受験生は少ないと思います。

良くも悪くも試験を終え、出た結果は結果なので、それはもうそれと割り切りながら、その点数を踏まえ、今後の大学受験に向け、どのような動きをするのか(私立の一般試験の検討・受験予定の国公立大の吟味等)に思考を転換して欲しいなと思います。

というのも、共通テスト利用での受験以外は、大学の合否はまだ決まっていません。

共通テストが大成功でも大失敗でもまだ、大学受験自体には失敗していません。

ここから先、大切になるのは結果は結果と受け入れた上でその中で、今後に向けてどう動けるのか。

このように考えることができるスキルは、受験生でなくても重要になるスキルかなと思います。

自分自身が受験生時代にそんなに早く切り替えれたわけではなかったので、自分のことを棚に上げての意見にはなりますが…(笑)

↑以前のこのnoteの内容にも重なりますが

自分が塾講師として、受験生を共通テストに向けて送り出す最後の授業前に伝えたことは大きく分けると、以下の3点。

①緊張は悪いものでもなんでもない
②その状況を楽しんでほしい
③その状況に感謝しよう

特に③に関して、緊張やその結果によって自分の受験したかった大学を受験できなくなる可能性もあるとは思いますが、そもそもの前提として、自分が、共通テストを受けるまでに、周りがどれだけサポートしてくれていたかということを再度意識し、今一度それが当たり前ではないということに気づこうということを伝えました。

受験費用や教材・塾などの金銭的な面、食事や衣服の準備などの面、色々と揉めることもあったかもしれませんが、精神的な面でサポートをしてくれていることについて等

自分が頑張っていることは一番自分が知っていると思いますが、ご両親を中心に周りの方々もかなりのサポートをしてくれていると思います。

受験を通して、そのことが当たり前ではないということに気づくことができるのか。ということはどんな大学に合格するかということよりも重要なんじゃないかな。と僕は思っています。

共通テストを終え、うまくいった・うまくいかなかった。それぞれ色々な結果が出たと思います。

しかし、大半の受験生にとっては、どこかの大学に合格したわけでも、不合格になったわけでもないと思います。

結果を踏まえて、明日以降、次に向けた準備をしていけるように、ゆっくり休む中で、自分がどんなサポートをしてもらってきたかということについて少し考える時間を設けてみるのはどうでしょうか。


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