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失敗しても。それも経験です。どんどん挑戦しましょう!ただし反省は必要です。

先月、日本金属学会第175回にて研究の発表をさせて頂きました。私は私の尽くせる限りの努力(過去の投稿でその苦労を示しています…)をしましたが、結果的には反省の山積みでした。私は本日行った講演の結果は、失敗といえば失敗ですが、経験と言うのが正しいと思っていたいです。


〇反省と課題を感じたところ

1. 圧倒的に実験原理の理解不足

これはかなり大きいところでした。というか、こんなんも分かってないで学会に出るのは馬鹿です。バカすぎます。実験原理を全て分かった状態にしておくのが当たり前ですが、僕の場合は一部分かっていないところが残っていました。そしてそこに関することにピンポイントで質問があって、もう、終わりでした。幸い、共同研究者の先生が答えてくれたのですが、何というか不思議。(言い訳になってしまいますが、実は私は実験を行っておらず、先生がとってきたデータに対してデータ整理と考察をしていくような研究手法をとっていました。)然し、兎に角僕が実験条件を理解していなかったのは事実なので、とても反省しています。

2. 話の展開方法がくどい

僕のやってしまう発表の癖といいますか、反省点と思うところです。説明の際に同じことを2度繰り返してしまったり、長々と詳細を話してしまう癖があって、結局何が言いたいの?みたいになってしまいます。それが恐らく今回でも出てしまったのだろう。発表をする前から、

3. 要点を絞ってまとめる能力の無さ

これは、他の人の発表を聴講して分かったことです。私は実験方法から何から何まで伝えるという意識を持って詳細に説明していました。それが仇となって時間が足りなくなりました。しかし、他の人(大学院生や教授の方の話)の発表を聞くと彼ら彼女らは、要点を絞って話をしていました。そのため、専門分野外の人からすれば話の内容がわからない(着いていけない)くらいに要点を絞っており、「なるほど、こんな感じですれば良いのか」などと学べることは多くありました。


4. 学会講演をよく理解していなかった

これは今後、学会を控えている人たちへのアドバイスでもあります。学会という初めての場所で発表することは、前も後ろも分からない状態でその分野の先駆者達と議論を交わすことでもあるのでかなり不安があります。例えば、スライドの送りがしっかりできるか、接続不良は起こさないか、スライドサイズは適切か。などです。私は幸いそのあたりの不詳事はなかったですが、学会の雰囲気というものを理解していなかったなと感じています。

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