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#ゆりあメキシコの思い出(3)

トルティージャ7変化?
前回ご紹介したトルティージャは、様々な料理に変化します。

皆さんは食べたことがあるでしょうか?

まずは定番のタコス。
豚肉や牛肉、鶏肉を挟んで食べることが多いです。

胸肉でも腿でも
色々な部位を丁寧にお店で焼いてくれるので、
種類は何通りも存在します。


私が好きなのはタコス・デ・パストール。
いわゆるケバブのように丸くあぶられたお肉を乗せて、
パイナップルとパクチーを添えて食べるタコスです。

タコス・デ・パストール

タコスに加える副菜もたくさん種類があります。

マッシュポテト。
棘をとり、細かく刻んで炒めたノパルという種類のサボテン。
パクチーとみじん切りにされた赤たまねぎ。
緑のレモンを絞ったり、
赤や緑のハラペーニョで作ったサルサをかける人もいます。

ちなみにメキシコの人にとってはタコスはスナック感覚。
ちょっと食べて帰って家でしっかりしたご飯を食べます。

胃の小さい私はタコスだけでおなかいっぱいです。

通っていた語学学校の前のタコス屋さんのタコスは
1個が手のひらサイズで具もあふれんばかり。
トルティージャが2枚重なっていたので1個で2個のようなもの。
ボリューム満点でした。

思い出しているだけでおなかが減ってきます。

サボテンとポテト付きの辛すぎたタコス



次に、ケサディージャ。
大きめのトルティージャに具材を乗せて、
そこにチーズをはさんでから、一度フライパンで焼く料理です。

私はオアハカ州で食べた、
サーモンとトマトのケサディージャが好きでした。
パクチーの入ったワカモレというアボカドディップもおいしいです。


ケサディージャ(サーモンとトマト)、ワカモレ


タコスやケサディージャは、
たいていの街のあちこちにあるレストランで食べられるはずです。
メキシコはコーヒーも濃厚でおいしいので、
カフェで頼むと、
より幸福度の高い食事になること間違いありません。



そして、チラキーレス。

トルティージャを小さく切って、軽く油で揚げます。
そのあとで、
トマトソースや玉ねぎ、そして、赤か緑のハラペーニョソースで煮ます。
おかげで結構辛さが飛びます。
お皿に盛った後で、
さらさらとした白いクリームチーズをかけて食べます。

ケサディージャとフリホーレス


私が食べたのは、鶏肉も一緒にソースと煮込んだものでした。
添えられているのは、塩味がほんのりするあんこ。
フリホーレスです。
日本人は最初見た目にびっくりして、食べてまたびっくりします。
知らずに食べておいしくない認定した人もいましたが、
私は結構好きでした。


最後に珍味のケサディージャ。
ウイトラコチェが挟まれています。

こちらは、
食べられるお店が限られているのであえて別で紹介します。

ウイトラコチェとは、トウモロコシに生えたキノコのことです。
トウモロコシの香りのするマッシュルームのような味がします。

トウモロコシでできたトルティージャに、
ウイトラコチェとチーズをはさんだケサディージャです。

ウイトラコチェのケサディージャ

味覚と脳内が混乱する味です。チーズの塩味が絶妙でした。
世界とは言わないものの、
メキシコの中でも珍味に属する食べ物なので
機会があったら食べてみてください。


#ゆりあメキシコの思い出 (202311/10.11/21.11/23.2024/01/15.01/19)より

ゆりあ

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