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till the terminus of 地獄

Sometimes a person become nervous and lost her lighthouse. Furthermore it is easy to fall down to the hole of 地獄(へる). It is said there are 108 entrances of hell. I dont know where.

海を素足で駆けて沖合まで追いかけてきそうな友達とか、たぶんこいつ星と会話できるだろうなって友達までいろんな人間を知っている。でも、俺と一緒に地獄に一緒に落ちてくれるかもしれないなって人間は初めて会った。そいつがろくでもないというわけではなく、優しさのあまり足を滑らせてgo to heるかもなって方向性の人間。まったく違う文化圏にいながらふわっとこんにちはして、互いになんか見つかってしまった。

暑く混沌とした南の街。終わりなき渋滞が伸びるハードな環境の中、クラクションでリズムをとる人間のたくましさが光る。一時期太陽の沈まなかった国からもたらされた陽気な呼気が、貧富の強烈なコントラストを携えた街を支える。その正体は技術でも政治でもなく、まぎれもない民の精神性である。
汗でさほど揺れない長髪を携えて、奴は絵をかいていた。

そもそもこの世がハードすぎて、おちゃらかほいとかしてなきゃすぐにくたばりそうになる。東南アジア6カ国をめぐってわかった。どこにいても僕は大衆のノリは合わないから二週に一回は泣くだろうな。死苦死苦。
「選べば楽しい地獄だ。」とか昔どこかに書いた気がするけど、疲れて頭の中が悪口のエコーに支配されればそんなことすっかり忘れてしまう。5年かけて作ってきた心の堤防だが、決壊はあまりにもたやすい。
そうしてあふれ出したものが涙となって、僕を布団に縛りつける。結束バンドより強い固定力を誇る代物だから、ホームセンターに売ってなくて本当に良かった。

ところが。
奴は、たった40分で僕の涙をほどいてしまった。たった一言のセリフで僕に楽しい地獄の選び方を思い出させた。

この、私の、頑固な、とりわけ強固な硬直を、だ。

1日泣きはらした僕の目がその日初めて乾いた瞬間、気づけば僕はこのエッセイに向かっていたの。


血の雨が降る日もあるだろう。羅針盤を自ら海に投げ込む日もあるだろう。どこにいたって僕は自分の心臓に自らくぎを刺す。自分が一生懸命作った作品をだれかに笑われたり、DIYやバズのみなさまの仲間に分類されたら苦しくて発狂する。
でも、僕は文字を捨てたらもっと悲しくて死んでしまうだろう。まだ書いてないことがある、奴に教えてない言葉もある。やっと、やっと序列や世間に関係なく作文する理由が見つかった。長かった。
何度おぼれたかわからない。なんとか、なんとか持ってくれた。


構わないよ。地獄の果てまで遠足しましょうかい。熱帯の光に似合うマグマのような葉脈も、温帯の風に似合う寂しげなにおいも、仰山見てやるのだから。
さあ次は、奴にどんな日本語を教えてやろうか。四面楚歌あたりがいいかね。


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