見出し画像

【News! AIRS-Lab #101】 「AI失業」への対策、明日9/25のライブ講義、AIアートなど

皆様こんにちは、我妻です。

今回は、明日9/25(月)のライブ講義、今週のAIニュース、制作したAIアート、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。
なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。

AIコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」、メンバー募集中です。


「音声」とAIで作文しよう【Whisper+ChatGPT】 Section3

明日9/25(月)の21時から、ライブ講義『「音声」とAIで作文しよう!』 Section3が始まります。
「音声」とAIで作文しよう!【Whisper+ChatGPT】 Section3【Live!人工知能 135

YouTube Liveで配信します。

connpassの方でも参加者を募集しています。

Section3では、ChatGPTとの連携について学びます。

『AIと「音声」で作文しよう!』では、我々が喋る「音声」を元に文章を作る方法を学びます。
文章作成の効率を上げたい方、AIによる音声認識に興味がある方、小説などの創作活動を行いたい方などにおすすめです。

本講座では、OpenAIが提供する「Whisper」と「ChatGPT」を使用します。
Whisperで音声データの文字起こしを行い、ChatGPTで文章を望んだ形に整えます。
これにより、ホワイトカラーの仕事のかなり部分を占める、「作文」の作業が大幅に効率化できます。

本講座では、最初にAI音声認識の概要、Whisperの使い方を学んだ上でChatGPTを導入し文章を様々な形に整えます。
音声を使って、文章を効率的に作成できるようになりましょう。


【今週のAIニュース】

直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。


「AI失業」がアメリカで現実になっているようです。

同様のトレンドは、今後世界各国で発生するかと。
生成AIに仕事を奪われた人たちは、今後どのように生計を立てるのでしょうか。
時流に合わせて上手くキャリアの方向性を修正できればいいのですが、それができない人も多いことでしょう。
結局は、ベーシックインカムのような生活を保証する仕組みが必要になるのでは。
「働ける人」が「働けない人」を養う意義を、働ける人に納得させるための理由づけが、差し迫って必要になっています。


インターネット上で見ることが少ない言語では、ChatGPTの精度がかなり落ちるようです。

翻訳ミスや単語の捏造、非論理的な回答などが多くなるとのこと。
結局、訓練に使えるテキストデータの量がものをいうということなのでしょう。
ある意味、言語の話者全体でLLMを支えているとも言えるのでは。
LLMの精度をさらに上げるために、我々はネット上で良質なテキストの発信をどんどんしていくべきかと。


人型ロボットを年間1万台生産できる工場が、アメリカのオレゴン州で2023年後半に稼働を始めるようです。

Agility Robotics社による「Digit」という人型ロボットが量産されるようで、荷物の運搬などの様々な作業が可能とのこと。
2024年から一部の顧客への発送が開始され、2025年から一般販売が行われる予定とのことで、再来年には人型ロボットと共存する社会が実現するかもしれません。
テスラの「Optimus」と比べて汎用性は低そうですが、この分野で先行するのはこの企業になりそうです。


ChatGPTなどのAIチャットボットが、創造性を評価する人間向けのテストで人間に勝利したとのこと。

創造性の評価は、アルゴリズムによる自動評価と人間による評価の両者で行われました。
ノルウェーのベルゲン大学による研究です。
AIの回答は平均で人間の回答よりも優れていましたが、最高得点は人間の方が上回ったようです。
生成AIは訓練データに基づき次の単語を予測しているに過ぎませんが、それでも創造性が感じられるのが驚きです。


OpenAIの画像生成AI、「DALL・E 3」が10月に利用可能になるようです。

ChatGPTと統合されるようで、プロンプトの自動生成からの画像生成がシームレスにできそうです。
画像生成の敷居がより下がるので、これを機に趣味としてAIアートに携わる人が増えるのでは。
また、文章による出力だけではイメージしにくいことも多いのですが、画像の出力が理解の一助になるというケースが増えるかもしれません。


LLMに「深呼吸しよう」などの言葉をかけると、問題の正答率が向上するという研究結果が。

こういったフレーズにより、訓練データの中の高品質な回答に辿り着く確率が上がるのかもしれません。
まさに人間と同じで、コミュ力次第でAIの性能は大きく変わるのかと。
AIは不機嫌になったりパワハラしたりしないので、人間とのコミュニケーションが苦手でもAIとのコミュニケーションが得意な人が結構いそうです。
今後、そのような人の活躍の場が広がるのでは。


【今週のAIアート】

以下は、今週制作したAIアートです。
プロンプトの生成にはChatGPTを、画像生成にはMidjourney V5.1を利用しています。

審美眼とプロンプトのセンス、さらに磨いてきたいです。


【Udemy動画の一部無料公開】

Udemyコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。

【Section2: Whisperの使い方】「音声」とAIで作文しよう!【Whisper+ChatGPT】 -Udemyコースを一部無料公開- #udemy


【AI関連動画】

AI関連の情報や、それに対する僕の考えを動画で配信しています。


【書籍】

AI関連の書籍を、これまでに何冊か出版してきました。

現在も、新しいAI関連の書籍を執筆中です。


今週のコンテンツは以上になります。
ご意見、ご感想、ご要望などがありましたら、ぜひ気軽にコメントをください。

AIコミュニティ「自由研究室 AIRS-Lab」、メンバー募集中です。

https://www.airs-lab.jp/

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!